たとえば、日本の一般市民が持ち歩けないものの代表格として「銃」がある
「銃」は許可無く所持することは法律で禁じられているわけだが、これが概ね有効に機能している理由は「銃を入手する手段が非常に限られているから」という一点に尽きる
日本にはもちろん銃砲店は存在するが、許可を得た者でなければ購入することは出来ない
では、もし「銃」が「その気になれば誰でも自宅で手軽に製造できるもの」になってしまったら、「銃」の所持を禁止する法律(銃刀法)はどの程度機能するだろうか?
あるいは「違法薬物」はどうだろうか
もし、法の制限もなく市販されている安全な材料だけで自動的に違法な薬物を製造するノウハウが確立されたら、薬事法や麻薬取締法は機能するのだろうか?
最初から例え話が飛躍したが、もう少し現実的なレベルに落とし込むと、たとえば遠い将来プログラムの知識が一般市民にも定着して、誰もかれもがオープンソースから無断でソースを流用し、それを一切公開せず、自分以外ではせいぜいが自分の家族や親しい友人程度にしか配布しないソフトウェアを、誰もが好き勝手に作れるようになったとしたら、果たしてオープンソースはどうなってしまうんだろうか?
マイナンバーで管理して、 過剰に摂取できないようにして、かつ無料で提供し、その場で使用するのを義務付ければ、 わざわざ高い金を出して違法に手に入れて乱用する人は激減すると...