オタク向けコンテンツで有名になった漫画家はじめクリエイターが、同じ名義で結婚、出産、育児エッセイ漫画を発表する光景をよく見るようになったように思う。それが自分にはしんどい。
例えば漫画家なら、育児などを機にストーリー漫画を休みがちになってしまうのは残念ながらに仕方がないと思う。
だが、そちらをほぼ休載状態のまま、どこかでみたような育児コンテンツを発表するようになった日にはただただ悔しい気持ちになった。
これは子供を持ったひと一般に言えることで、元々オタクだった友人らが子持ちとなり、SNSが子育て一色になってしまうのはよくあることだ。
(これについても複雑な気持ちはあるが、こちらに関しては自分の僻みが9割だと思うので割愛する)
勿論、作家は発表したいものをアウトプットし続けられるのがあるべき姿であると思う。
自分は、あなたの内面にあるあなただけの世界を見るのが楽しみだったのだ。
つい、寂しく思ってしまう。
自分は未婚のオタクであり、ただ単に他人の結婚に僻みや羨ましさを感じているだけなのかもしれない。
このような場合はそっと離れるのが一番いいのだとは思う。
好きなものを好きでいつづけるのは難しい。