2016-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20160401112042

これも経済の話。

医師割合OECD加盟国では最下位レベルhttp://diamond.jp/articles/-/7830)であり、過剰供給などとはとても言えない状態であることは明白なのにね。

過剰供給などとぬかす輩はおそらく日本は対GDP比で医療支出が高い云々と言うのだろうが、それは高齢化のせいで患者数が増えてるからであって支出が多いから医師が多いということを現しているわけではない。

患者が多いならその分、医師を増やさないといけないというのが道理なわけで、これを放置すれば現場は当然ブラック化してしまう。

そうならないためには、さら医療支出を増やして医師数を増やさなければならないのだけど、日本では緊縮財政支出を切り詰めて財政再建をやらなければ財政破綻して大変なことになるという宗教流行っていて、政府支出を頼りにする医療教育福祉分野等はこれの犠牲になっている。

で、そういう緊縮財政は間違いでなんの役にも立たないという実証研究をまとめたのが、医師公衆衛生学者によって書かれた『経済政策で人は死ぬか?(http://www.amazon.co.jp/dp/4794220863)』なので読んでみるといいと思う。

記事への反応 -
  • その試算、当直前後に必要な休みを取れる体制まで勤務医を増やして、その上での話なの? どうせ通常業務からそのまま当直して翌日もう一度通常業務っていうクソクソ&クソな現体制...

    • これも経済の話。 医師の割合はOECD加盟国では最下位レベル(http://diamond.jp/articles/-/7830)であり、過剰供給などとはとても言えない状態であることは明白なのにね。 過剰供給などと...

    • あーそれ思った いまの医師って「ものすごい過酷な勤務を強いられて」「ものすごい高給」なんだよね 医師人口が増えて「常識的な勤務形態で」「高給」という選択肢が増えたら医師だ...

    • 医師は地域偏在も問題になってるわけだから、医師の数が足りてないところじゃなくて、過剰になってるところに今からでも行けばいいじゃん。 もちろん給料は下がるだろうけど。

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