円周率の話を読んで思ったんだけど、面積379.94反対派の人たち頭良すぎなんじゃないの?
個人的には、
「379.94が嘘なのは百も承知で敢えて小学生には嘘を教えよう」
ってことだと思うんだけど。
小学生への教育って全国民の知識レベルの底上げが目標だと思うのです。
例えば、半径11の円の面積を求めよ(円周率を3.14とする)
という問いを全国民に聞いたら以下の3つに分かれるとする。
A:わからん(或いは明らかな間違い)
B:379.94
知識レベルの"底上げ"が目的だから、パターンBかCの人数を増やしたい。
そのためには機械的に3.14で計算させてとりあえずは正しいっていう
教育方針にしよう事だと思う。
そしてその後、
高校生「あれ、πって厳密に3.14じゃないから誤差考えなきゃダメじゃね?」
すなわち、大人になって「379.94です!(キリッ」って言う人がいたら
さて、数学的な厳密さを確保するために問題の方を変えたらいいという点も
議論されていたと思うが、あの問題文、本当に小学生が理解できるのだろうか。
(「半径11」が誤差を含まない場合)とか本当に分かってもらえるのか?
「どうして半径は11じゃないといけないの?」とか聞いてくるレベルじゃないの?
もちろん、頭のいい子は理解できるだろうけど、
本当に算数が苦手な子に回りくどい出題したら、
379.94すら求められない子が増えたりしない?
とにかく、379.94を正解とするかどうかについては
敢えて小学生の間は嘘を教える方が初等教育の目的を達成できる、
という思想なんじゃないかと思うわけです。