2015-12-13

とある女の子との短い恋の話

少し前まで付き合っていた年下の女の子がいた。

僕らはインターネット出会った。僕の書いていたブログ彼女コメントをくれて、そこから時々会って話をするようになった。

三回目くらいに遊んだ時にカラオケで強引にキスをして、ホテルセックスした。色白で、細身なのにおっぱいが大きくて、すごく興奮した。

お付き合いするようになってからは、どちらも大学生だったこともあり、毎日のようにセックスをしていた。身体の相性はとても良かった。僕のものを一番奥に優しく押し付けて、彼女が僕にぎゅっとしがみつきながら絶頂を迎えている姿を見るのが幸せだった。大好きだよって言い合いながらキスをして、彼女の中で射精するのが幸せだった。

だけど、1年くらいで僕らは別れた。好きな人ができたって言われた。

元々、人の気持ち想像するのが少し苦手な子だった。

僕と約束をしていた記念日に、別の人との約束が長引いたので会えなくなったのが理由で、あっけらかんとドタキャンされそうになったことがあった。僕が怒ってはじめて、彼女は泣いて謝った。

二人でお酒を飲みに行った時には、お店の人とばかり話をして僕のことをまったく気にかけなかったことがあった。帰り道に大ゲンカした。「私はそういう人間なの」と彼女は言った。「僕と付き合うなら、せめてもう少し、人のことを思いやってほしい」と僕は言った。

結局、彼女最後まで変わることはなかった。

自分はこういう人間だ、と宣言するのは別に構わない。だが、それで傷つく人がいるのであれば、そのエゴは引っ込めるべきではないのか。僕はそう思う。

今も彼女は「自分自分から」と言い放ちながら、好きな活動に邁進しているようだ。

どこかで、天罰が下ってほしいと思うクソみたいな自分がいる。自分はこんな人間なんですと先に主張することで、自分不都合なことが起こると逃げ出す、そんな甘い人間が胸を張って生きていけるほど、世の中甘くないよと。

最後セックスの時、彼女は初めて後背位で果てた。大きなお尻が目の前で震えて崩れ落ちる様子を、僕は今でも夢に見る。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん