2015-09-10

噂話が耐えられない芸能人の心境

とはちょっと違うかもしれないけど、芸術人の孤独みたいなものがやっぱりあるよね。あるよね?

我々音屋にしてもそうで、なかなか目の前の音を観てくれない。

オーディエンス(聴衆)が互いに隣や周囲ばかり見ててステージのほう見てくれない。比喩的意味で。

こういうの絵師漫画家の人にもあるのか知らないけど、

自分美大出てるので、古今東西芸術家の本は色々読んだ。

そこには芸術家の苦悩が赤裸々に綴られていた。やっぱりそういうのあるよね。

今の時代ルネッサンスと違って、インターネッツで観衆どうし簡単にやりとりできる。

作品のものを見てほしいのに、作品が独り歩きしてファンの間で共有されていて、

その曲解断片化されたものを巡って人々がやりあってる。

正直今どきそんなの気にしてる時点で向いてないよと言われちゃったけど。

ネット見なきゃいいじゃんとも。そういうことじゃないんだよな。ちゃんと伝わってほしい。

良いものを作ってれば伝わる人には伝わるとも言われた。それは一理ある。

だけど俺の場合伝わったと思ったら伝わった旨を作者にメールしたくなるんだよな。俺だけ?

勘違いなのに理解者を気取ってるかもしれなくて怖いけど、迷惑かもだけど、送ってしまう。

だけど、そういうメッセージを貰った話は身近では聞かない。メールでも口頭でもいいんだけど。

それって伝わってないってことなのか、そもそも伝えようとしてるものが大したものじゃないのか。と考えてしまう。

根本にはひらめきや気付きで美しいと思ったものの完成した姿を見たいという動機があって作ってるんだけど、

その美しさを伝えたいという気持ちも少なからずある。未熟者なくせに構ってちゃん過ぎるかなとも思う。

とにかく淡々と作り続けるしかないのかもしれない。でも伝わったことを確認したい。

  • 自分がそうだったら嬉しいと思うか、が大事だとは思う。 俺ならメールは嬉しい。 ただしストーキング気味のものや、ファン熱が高まるあまりマニアックな注文をつけちゃう悪い意味で...

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