2015-08-02

安保法案問題は「ウヨクサヨク」でも「現実理想」でもない

この問題は「理想理想」という問題です

コレ見て思ったこと書く。

反対派の理想ってのはまぁ、「戦争反対」やら「法治主義の徹底」あたりでしょうか。

戦争自体もう二度とやってはならんという意見や、憲法違反法律を通したら政権のやりたい放題になる、という話。

一方賛成派は徹底して「現実的対応」という主張を繰り返すが、コレも結局ある「理想」に基づいて主張されてるのは

賛成派の人たちは自覚してないんじゃないかと思う。

それは「政権与党は間違わない」ということ。

安保法案に関しては「憲法にそぐわない」というのは一部の人以外の共通認識としてあると思う。

そのうえで、「現実対応するために仕方ないんだ」という賛成派の人がいるのは理解できなくはない。

中国なり、北朝鮮なりの勝手な行動に対応する策を用意しないといけないという点については賛同する人は多いと思う。

ただ、それが憲法違反法案を通す理由としてホントに正しいものなのか?ってのはちゃんと考えないといけないと思う。

これを認めるって事は、「今後のすべての政権必要だと判断したら国民の反発にあってもそれをゴリ押ししていい」っていう事を

認めることになるんです。

もはや「安倍政権がこの法案をどう扱うか」の範疇を超えた問題になるんです。

その辺ちゃんと考えて賛成してる人ってどれだけいるんだろう?

現実主義」を気取ってる自分理想論の上に立ってるって自覚してる人、ほとんどいないだろうなぁ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん