なんでこう、相手の思惑通りに動こうとするんだろうね増田は。
「そうですね」
「なのに君は理系じゃないの?」
「そうなんです」
「なんで?」
「○○」←ここを埋めるために最も簡単な道が独学で理系の勉強をすることだと思う。
「経済的な理由によるものです。だから独学で必死に勉強して家族顔負けの理系プロになりました」になるだろう。
するとそれを聞いた相手の反応は
「そっか!すごいね!やっぱ理系出身は違うなあ〜〜」となるだろう。
そして増田は「えへへ〜(●´ω`●)ゞ」となる。
それで、楽しい?
彼はお前自身をすごいと言っているのではなく、
その努力をすごいと言っているんだ。
お前が必死で勉強したところで、全てはお前の家系と常に比べられる。
みんながお前に下す価値判断は常に家系に対して優か、劣か。それだけだ。
お前がやった内容については全く興味がない。
歩むんだろうな。それが一番楽だから。
増田は今まで上記のような会話を何十何百回と経験してきたのだろう。
もし別のことをやっていたなら、例えば音楽なら「○○」に入る言葉はどうなる?
「私音楽に目覚めたんで〜それで理系の勉強はしなかったんですよ〜」となるだろう。
相手の反応は「なんで音楽?その契機はいつから?誰がきっかけで?何がしたいの?将来のビジョンは?」となるはず。
このなんでなんで攻撃にうんざりしたから、楽な道を選んだんだ。
そして自分が楽な道を選んだことを認めたくないから、経済的な理由だとかなんとかそれらしい言い訳を作り、辛い道だと自分に言い聞かせ虚飾するのさ。
別にいいんだけどね。理系の勉強をして損になることは少ないだろうし。
でもそんな「○○」を埋めるための人生、家系と比べてのワタシだけの人生、楽しいのかな〜〜って思う。
俺なら「○○」の間にUを挿入して、「ごちゃごちゃうるせーぞ他人の人生に干渉するんじゃねえ」と中指を立てながら言うけどな。
まあ、頑張ってくださいな。応援してますよ。
親族はそんなことしないが、一度知恵遅れを見るような目でニヤニヤされたらわかるよ