2015-02-25

統廃合を中止させるために自殺した子に凄い共感できる

「どうか一つのちいさな命とひきかえに、とうはいごうを中止してください」って遺書書いて、ちょうど一昨年の今頃、電車に飛び込んで自殺した小学生がいたけどさ。医者の息子で優等生だった子。

当時、「全然理解できない」みたいな反応が大半を占めてたのが自分不思議だった。自分小学生の頃思い出すと、すごい共感できたんだよね。もう30代のオッサンだけど。そういう人、いない?

小学校って、自分犠牲にして何かをなすと、とっても褒められるじゃない。例えば、「給食を全部食べなさい。給食を全部食べれば、給食のおばちゃんが喜びます」っていう指導

自分給食食べるの遅い方で、牛乳で流し込んでいた。パン+牛乳はまぁマシだったけど、ご飯+牛乳とか魚+牛乳は、本当に不味かった。けど、そうやって僕が苦しむと、給食のおばちゃんが喜ぶらしい。

勉強だってそうだよね。苦しんで勉強すれば、親も喜ぶ先生も喜ぶ、みんな褒めてくれる。

要するに、「自分が苦しめば他人は喜ぶ!」という価値観を、食育勉強を通して、全身に染み込ませる所だよね、小学校って。

だったら、「自分死ね他人は最高に喜ぶ!」と考える子供が出てきても、全く不思議ではないと思うのだけど。

少なくとも、自分はそういう小学生だったよ。小学生テストなんて簡単だから、成績優秀でいつも先生に褒められていた優等生だったけど、先生のために死んだら、どんなにこの先生は喜んでくれるのだろうといつも思っていた。

小学校優等生って、そういう自己犠牲を体で覚えた子がなるものだと思っていたので、「こんな不自然自殺は聞いたことがない、いじめられていたのでは」みたいな反応が出るのは全く不思議だった。

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