アプリケーションを完成させるにはテストを終わらせなきゃダメなんだよプロジェクトマネージャー。
キミは本当に頑張ってるが、
テストをちゃんとやらなくても納品すりゃ終わるというキミの思い込みが、プロジェクトをダメにしたんだ。
何度もリリース日を延期して仕切り直すチャンスが与えられたのに、
顕在化しているバグの修正日数だけを計上して、何とか納品に漕ぎ着けようとしてるのが致命的だ。
終わってないテストを終わった事にしたって、バグは消えてくれないんだよ。
せめて「まだできてません」と言えば良かったのに、「できました」でまともに動かない代物を客に渡して、
それでどうなるかも判らないくせにプロマネか。
客の信頼は既に地に落ち、リリースしたところでバグだらけの代物では毎月平謝りとデータ修正・バグフィックスに忙殺されて、他の業務に支障を来すのはもう確定的だ。
付き合いきれない主力メンバー2人も去った。
うちの部署は消えるだろう。
その原因にキミ自身が気づくかどうかは知らんけどね。
コミュニケーションスキルを駆使して情報を自分のところだけにかき集めてメンバーに「由らしむべし知らしむべからず」の方針を取ったのはキミだ。
僕の知ったこっちゃない。
せめて仕切りなおすタイミングで一度でも打ち合わせをして、僕達に「アプリを完成させるのに後何が必要か」を共有する機会を作っておけば、
仕切り直しは一回で済んでたんだ。
こうなっちゃ僕達じゃプロジェクトを救えないし、勝ち目のない戦いを勝てる気でいるキミのために健康や生活を犠牲にしてやるつもりもない。
こんなインパール作戦みたいなプロジェクトに関わり続けるのは御免だ。