2013-12-18

告白で例えるHTTP 2.0

何故か昔からHTTP告白を例えに説明されてきました

そんなHTTPも新しいHTTP2.0検討されています

そこで、HTTP2.0ではどんな告白が可能になったのか告白で例えていきましょう。

HTTP2.0は随分とフォーマットが変わりましたが、告白方法電話だったものメールになりLINEになりと媒体が変わったものの伝えたい事は変わっておりません(セマンティクスは維持されています)。

なので、みなさんが大好きなステータスコードHTTP1.xの頃と殆ど変わっていません。HTTPヘッダも同様です。

ですが、新機能は多くあります

物凄く簡単に、かつ誤解を恐れず紹介したいと思います

メッセージの多重化(Multiplexing)

HTTP1.xでは、告白したら返事を貰わないと次の告白は出来ませんでした。

HTTP2.0では、相手の返答を待たずに続けて(同じ相手に)告白をすることが出来るようになりました。

ただあまりしつこいと、あっち行けと言われてしまうかもしれません(GOAWAYフレーム)

優先付け(prioritization)

同時に複数回告白できるようになったため、どの告白文についてより早く返事をして欲しいか優先度を指定できるようになりました。

ただし優先度付けしたところで、相手がそれを汲み取ってくれるとは限らないようです

要求を待たずに返事をする(server push)

今までは、女の子側は告白を受けてやっと返答が出来ました。

「好きです」→「ごめんなさい」

という感じです。

HTTP1.xで、以下の様なパターンがあったとしま

男「好きです」→ 女「ごめんなさい」→男 「では友達からということで...」→女 「それもいやです」

HTTP2.0では女の子は、男の次の要求が想定できる場合、要求が来る前に返事を返すことも出来るようになりました。

男「好きです」→ 女「ごめんなさい」「友達になるのも無理です!!」

見出し情報の圧縮(HPACK)

HTTP2.0では例えば複数回告白する場合は、二回目以降は

「~~さんへ」(host)や「2013/12/18」(date)といったもの自分名前(User-Agent)といったものはわざわざ書かなくても良くなりました。

また、辞書を使って効率よく文章を伝えることも出来ます

告白方法合意(upgrade mechanism)

現状HTTP1.xと言う旧式の告白方法と、HTTP2.0という新しい告白方法存在することになります

男は最初にどちらの方法告白するか、女の子合意を得る必要が出てきました。

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