2013-11-18

スタートアップに殺されるプログラマー

今、スタートアッププログラマーをしている学生に警告をしておきたい。

もしあなたがそのチームのビジョンに完全に共感しきれない場合

特にあなた大事にしたいものがそのチームの目指す世界観の他に存在する場合

あなたが考えているーまたはチームのメンバーが語るようなー待遇ポジションは全て幻想であるということを。

立ち上げ初期

事業立ち上げ初期の頃、あなたはチームのリーダーから様々な魅力的な言葉を聞くことになるだろう。

それはあなたの夢、将来、希望を実現しうるものかもしれない。

この段階の仕事ハードかもしれないが、やっていて確かに成長するものだろう。

でも、もしこの段階でもしあなたが心のどこかで「辛い」と感じていながらも「成長しているから」などと言い聞かせてどこかで「我慢」しているのであれば、その組織で働いていこうと考えるのは今すぐやめた方が良い。

その理由は組織の成長があなたの成長の速さを超えるからだ。

成長する組織スピード

組織が成長するにつれて、優秀でビジョンを持った魅力的なプログラマーが入ってくる。

初期メンバーで入ったプログラマー仕事は無くなっていく。

もしあなたに明確なビジョンが無いのであれば、気がつけば「誰にでもできる仕事」をルーチンワークで回す日々になっていた…なんてことに陥りかねない。

それって本当にやりたいこと?

それが本当に自分のやりたい事かどうか考えるべきだ。

少しでも疑問を持つようなら注意した方がいい。

彼らは人員が足りないかあなた積極的に引き込もうとする。

もしあなたが迷っているのだとしたら、彼らが自分たちの側に引き込むようあなたをうまく丸め込んでしまうだろう。

「断ったら相手を傷つけるんじゃないか」と考えていたら、組織成功した後であなたはチームに大きく傷つけられることになる。

あなたを巻き込んだチームはあなた必要としなくなるなり、あなたを捨てるのだから

特にビジョンより収入面や役職に動かされているのだとしたら絶対にやめた方が良い。

彼らは「成功した時のインセンティブ」や「成功した時のあなたポジション」について魅力的に語るが、

そのインセンティブポジションあなたが獲得することはまず無いと言って良い。

なぜなら成功するフェーズになる頃には、より優秀でビジョンを持ったプログラマーが入ってくるからだ。

結果的組織成熟するころには、チームの皆が立ち上げ当初にかけた目であなたを見ることはもう無いのだから

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