お恥ずかしい話、休職する時になってやっとあることに気付いた。
子供の頃は気にしてたけど、それ自体は大した問題ではなかった。
問題は心と身体の連携に関することだ。嫌なことは本当に手が進まないんだ。
僕の場合は頭が真っ白になる訳ではない。とにかくやらないのだ。いや違うな、「やれ」ないんだ。
そういう状態になったら自分がやらないとと思ってても身体がやってくれない。逃避してしまう。
ただの逃避かと思うだろ? ところが全然違うんだ。たぶんストレス耐性が物凄くないんだろうな。
他人が見れば、「え? 何でこんなことできないの? なまけてるんじゃないよ。」って怒りだすくらい。
そもそも、僕が怒るくらいだから。今度は怒ったというか呆れた時の話をしよう。
ある日、叔母から回覧板の表紙にするチェックする紙が作れないと悩み相談を受けた。
おだてられると断れない性格らしく、町内会長を引き受けたらしい。僕にも通じるところがある。でもこの悩みはさすがに理解できなかった。
その場は、「え? 線引けばいいだけじゃん。」と答えただけでスルーした。
3日後くらいに叔母は白紙の紙を持って、隣の家に相談に言っていた。真剣な悩みだったらしい。
これはさすがにないと思うだろ? たぶん僕のストレス耐性の無さというのも他人が見るとこんなレベルなんだ。
それは大人になればその問題も解決しているだろう。心も時期に、成長して何ともなくなっているだろう。
そういう考えが間違いだったことに気付いた。
ストレス耐性は成長しないんだ。休職の際、メンタルヘルスでついでに相談してみたが、あっさりストレスを回避する方法を探せと言われた。
メンタルが弱い人は日本の漫画方式の修行ではなく、アメコミ式のツールや突然変異で解決する方法を取るしかない。
鬱の掲示板で似たような悩みを見かけるが、今のところ、同情ばかりで快刀乱麻の解決方法は出てこない。