下読みするに際して言われたのは、とにかく面白いと思ったのを、とのことだった。
そして、だいたい十本ぐらい選んだ。
今でもわりと覚えてるのが、
この五作は読み応えがあって、かなり面白かった。
だが、他に選んだのも併せて次の選考で全滅したと知った。
後日、編集さんたちと懇談会とでもいうような規模の飲み会に参加したので、それとなく選考について聞いてみた。
すると、「ああいうのラノベじゃダメなんですよね」と半笑いで答えが返ってきた。
いわく、暗いのや専門的なのやスポーツはダメらしい。それと、ラノベの対象年齢層と食い合わせが悪いのも。
しかし、紛れもなく思しろかったのは事実だし、漫画の編集をしたことがあったのもあって少年漫画でもいけそうなのを選んだつもりだった。
なんとなく腑におちなくて「でも、漫画ならわりとああいうのもありますよね」とは言ったが返答はなかった。
以前どこかで、要はラノベは漫画小説だ、という話を耳にしたことがあるが、そのわりにはどうも許容範囲が狭いように思える。
あれ以来下読みの話は舞い込んでこないが、漫画では当たり前にあるジャンルがラノベで異端扱いされてるのをみるとずいぶん窮屈な業界だなと思えてならない。
正確に言えば、暗いラノベも専門的なラノベもスポーツラノベも、ちゃんとあるし、売れてるんだけどね。
そういうのも売れてるのにも関わらず、いつまでもイレギュラーな存在としか認めない人っているよな ワナビにすらいる あれはたまたま~ あの作者だから特別~ こういう論調を持ち出...
それは「ラノベの」ではなくて、「その新人賞の」もしくは「そのレーベルの」傾向、ってだけでは?
その5作読んでみたいな ラノベって似たようなの多すぎだよね
そういうことだろうと思った。 変な話だけれども、小説の業界と化粧品の業界って非常によく似ている部分がある。 化粧品会社というのは方向性の違うブランドを複数持っていて、女...
どーでもいいがアナスイはデパートブランドであり決して「リーズナブル」なブランドじゃない。 ドラッグストアで手に入るマキアージュの方が「リーズナブル」扱いだ(資生堂でもデ...
アナスイとマキアージュの立ち位置完全に間違えてる。 おっさん無理すんな。