2013-06-21

訳をやめたわけ

自分は、某所でかつて海外報道など記事の翻訳をたまに投稿してました。

当時は機械翻訳が今より充実しておらず、その海外記事があまり学ぶ人もいない国の言語で、

若干ですがその外国語の知識があった自分は、読み応えのある面白い記事をみつけると、

翻訳し、校正し、ネイティブチェックをしてもらって、投稿していました。

こんなに面白い記事をもっと同好のかたに知ってもらえたらな…という一心でした。

ですが、私はある時期から投稿をやめてしまます

自分の訳が、どんどん独り歩きしていき、いろんなところに貼られるようになって、

自分の選んだつたない言葉、文章が、どんどん広がっていくのが怖くなってしまったのです。

(だったら初めから投稿や公開をするなと言われそうですが…同好のかたとお話したい、話題を提供できたらな、

という少し傲慢サービス精神があったので…反省しています

折しも、ネイティブチェックをしてくれていたその言語の恩師も帰国してしまい、

ますます自分の訳に信憑性がなくなる状況にもなりつつあったので、やめることにしたのです。

訳を待っていてくれたかたや、かつての喜んでくれたかたには、すまないなとも思うのですが、

どうにもチキンなので…

かつてあの場所で同好のかたから労いなど嬉しいお言葉をいただいたことは、今でも大切な出来事で、私の心を温めています

からなおさら申し訳ないと思うのですが…

こんな日記を書いてしまったのは、最近他のかたの推敲してない翻訳がちらほら上がってきているのをみて、

ああ、やはり訳は怖い、と思った次第です。

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