何故こんな認識になったのかを書く前に思っているUIデザイナー像を書いておきたい。
UIデザイナーとは:
ユーザーの目線に立ち、見やすさ、使いやすさ、分かりやすさを考え、直感的に商品を楽しめるように色や形をデザインする仕事。
WEBのUIデザイナーの場合、上記だけでなくサイト内の動きや導線、離脱率・直帰率も考える必要が出てくると思っている。
事の発端は仕事の内容がUIを改善する担当になったことだった。
当時は別の担当者Aが担当していたが、突然何故かAと担当を交代することになった。
それまで全く内容を知らなかったが、仕事を引き継ぐことになったので未着手分を見せてもらって愕然とする。
案件が100以上残っている。しかも依頼時期が1ヶ月前のものまで。
(何やってたんだコイツ)
Aを見ながら詳細を見て理由がわかった。ざっと書くと
1、資料を分けずに1つの資料を使いまわしてるため、案件内容が非常にわかりにくい
3、担当プランナーから承認を受けていないのに案件を作ったため、案件自体にストップがかかっている
それ以前に、(Aが処理していなかったこともあるが)数が異常すぎる。
UIデザイナーに「数が多すぎて処理しきれないから案件が出来ても、しばらくこちらに仕事を回してこないでほしい」と直接伝え「わかった」と返事をしたのに、翌日には仕事をもってくる。
その内容も上記の区分に漏れず、資料の使い回しと「~したい」といったUIデザイナーの願望で書かれた案件。
何とか対応したとたん、別のデザインを持ってきて「こっちがいい」と言い出す。
改善案の具体的内容があるならいいけどそれすらない。ただ、自分がやりたいだけ。
「これいらないんじゃないのか?」という内容まで案件にするから、仕事量が無駄に増える。
ふと気になって担当プランナーに確認したのか聞くと、確認してなかったらしくそのままフェードアウト。
さすがにムチャクチャすぎるのでキレたら直接言わず、他人を盾にするようになった。
他人の口を借りて対応依頼を出しても、対応後の実画面を見ないと確認出来ない。
これは自分がデザインしているのに、自分が作ったもののプレビューイメージ出来ていないことを意味している。
デザイナーならイメージを具体的に書けると思うし、UIと言わなくても導線や離脱率・直帰率を考えると思う。
そこからプランナー・エンジニア交えてUIをもむのもアリだと考えるし、前はそうだった。
UIに特化することで必ずしもいいものが出来るとは思えない。
UI専門のデザイナーがいるって凄いな。Webの場合、大方パターンが決まってるから、Webデザイナーが兼務出来る分野だと思うのだが。 で、UIデザイナーがいる割には仕事の進め方が素人...