―目次―
2.音読・音声化のクセをできるだけなくす
3.イメージ力を鍛える
4.識字視野を広げる、使う
―本編―
裸眼の状態で、顔は前を向いたまま右の限界を見ます。少ししんどくなるぐらい。そのままキープ30秒。左・上・下も同様に。(30秒×4)
つぎに、顔も目も前方向。焦点は合わさずに前をぼんやりと眺めるが、左右両側の視界のギリギリを意識して30秒キープ。上下も同様に。(30秒×2)
最後に目のふちに沿って大きく黒目をぐるりと回す。右に3回、左に3回。
2.音声化のクセをとる指さし読み(10分~15分)
メトロノーム30に設定、一つの音で一行をなぞる。指を添えて、止まらずスムーズに。
30からスタートし、10~15ずつ速度を上げ、2,3分ずつなぞる。難しくても100~150ぐらいまで上げる。もっとできそうなら200前後までどんどん速くする。
・読めそうなら読む
・読めなければ単語を拾おうとする
・拾えなければ目と指をしっかり動かす
最終段階まで上げたら一気に速度を50~60まで下げてひき続き指さし読み。自分でがんばってギリギリ読めるところまで自由に速度を上げ下げ。調節ができたらその速さで、指でなぞりながら2,3分読む。
新聞や雑誌など、比較的一行あたりの文字数が少ないものを平行に読もうとする。初めは難しくても1のストレッチを続ければ識字視野は広がるが、実際に使う訓練として平行読みをする。