2012-07-27

恋人なんかいらない、欲しくない、必要と思わない、と平然と言ってのける人々に対して

そんなわきゃないだろう、無性生殖の生き物でもない限り、配偶者に対する欲求を持ってないなんてことがあるわけないだろう、

と、今まで思っていた。というか、今もちょっと思っている。

だが今日職場おっさんたちが車の買い替えの話をしていて

増田くんはクルマ買わんのか?と話を振られ

いやークルマあんまり興味なくって・・・電車で事足りますしね、お金もないし、

てか俺免許取るときも超ヘタクソでペーパーだから怖いんすよ、高い奴買ってもどうせベコベコにしそうで、

そもそも免許取ったのも就活のためオンリーですしね

的なことをすらすら返事しながら俺は、

あ、これ「配偶者いらない」論者たちの言い分とまるっきりいっしょじゃんか、と思った。

おっさんたちに

クルマに興味ないなんて男としてありえんだろ、痩せ我慢か?」とからかわれて

特に腹も立たず、もやもやとするだけだった。

欲しいと思ったことがないんだから要らないんだもん仕方ないじゃん。

どうせ手に入れても持て余しそうだし、それに高い。

なにも高級車が欲しいわけじゃなくて20万とかの中古車でも「高い」と思ってしまう。

徹底的に欲しくないんだろう、きっと。

そう考えると、配偶者いらない論者に対して「女と付き合うのにカネがかかるとかいつの時代の話だよ」とかいう反論は、的外れなんだろう、きっと。

今の女はメシ代デートホテル代割り勘でまともな付き合いができる奴もかなり多いが

その最低限の運用コストでも、女を全然必要としてない人たちは、「高い」と感じるんだろうな。

こんな当たり前のことに気づくのにずいぶん時間がかかった想像力のない自分を叱りたい。

  • 自分がとうぜんに欲しいものについて、なかには全く興味がない人もいる。 これに尽きる。 女性とクルマを並べているのは乗り物

  • 結婚して子供を作り、現在我々の生活を良くするために使われている国債や、我々世代の年金原資を生み出す世代を育成することは、将来に対する投資と言える。 車を買うのはただの負...

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