今回で3回目と言う事で、応募者が増えてきたクックパッドの「開発コンテスト24」。
賞金も50万円と高額で話題になった。
開発物のクオリティが高く、コンセプトが優れている作品もある一方で、「どうして入賞しているのか?」と疑問になる作品もあった。
色々聞いてまわった話をまとめてみる。
コンテストに参加した開発者に聞いてみたところ、サービスやアプリなどの開発物にアクセスされた様子がほとんどなかった。
近くに参加者などがいる場合は、聞いてみるといいかもしれない。
英語の募集ページもあったし、賞金も米ドル表記で行うなど本格的だ。
第3回はどこから出ているのかは謎であるが、中の人の話によれば採用活動という名目でコンテストは運営されてきたらしい。
なかなか表では言いづらい話となってしまうが、入社する気もない技術者を引き立てるよりも、入社してくる人々を飾り立てた方がよいという話らしい。
上の話とも絡むのだが、今回の入賞者は以前の入賞者だったりするなど、クックパッドがアプローチしたい人に向けて賞を出しているのかなという印象。
あくまで聞いた話なので、真偽は不明だ。
しかし、入賞を逃した応募作品を見てみると、今回入賞した作品が特別すぐれているという印象はなく、
むしろクックパッドがこの受賞作品たちを選ぶことで、どういったメッセージを出したいのかわからなかった。
開発コンテストの期間中のタイムラインは非常に盛り上がっていたが、受賞作品発表後、みんな何か言いたそうに一気に静かになった。