2012-02-23

論を立てるなら下書きしなよ

http://anond.hatelabo.jp/20120223004052

最近の彼の主張は、自己責任論が過ぎ、ついには小学校留年を認めるべき、なんておバカなことを言い始めた。

幼少期に受けた劣等感は、その後の人生に大きな傷跡を残す。

そのトラウマは、小学校の知識を習得することよりも、もっと深刻な悪影響を与えるだろうと、彼は考えないのだろうか。

彼には、弱者……特に、いくら努力をしても結果を出せないような、真の弱者をいたわる根本的な感性が、欠けているのじゃないか

過労死を従業員に強いた渡邉美樹を、大阪市の特別顧問を迎えたのは象徴的ではないか

低所得からのし上がり、努力家で、基礎能力コミュニケーション能力が大変高いという点で、共通している。

そして、努力への過度の信仰と、無能者への強烈な侮蔑感も共有している。

彼らにとっていたわるべき弱者は、強者へなれる素質があるのに、社会的な要因で弱者であることを強いられてしまった者たち。

真の弱者無能者や低能者に共感する能力が、完全に欠けているんじゃないのか。

>幼少期に受けた劣等感は、その後の人生に大きな傷跡を残す。

 学力差の無い集団に入っていたほうが、劣等感を刺激されずに済むじゃない。

>いくら努力をしても結果を出せない

>強者へなれる素質があるのに、社会的な要因で弱者であることを強いられてしまった者たち。

 この書き方では、この二者は同等でしょ? 「社会」が「勉強が出来ること」を「強者の条件」として設定しているから、「いくら努力しても結果を出せない」人間が出てくる。

 「社会」が、一人一人の能力の評価を正しく認識できないから、自分能力をきちんとアピールできない人たちは「結果が出せない」んでしょ。

 だいたい、人間は、どんどん変化していくんだから過去の付き合い」なんか持ち出しても、現在信用できない理由にはならない。

 で、今はどうなの? 懇意にしているの?

記事への反応 -
  • 橋下大阪市長が府知事時代におこなった行政改革を陰ながら応援していたものの、 彼を今ひとつ信用出来なかったのは、長い間、島田紳助の盟友だった、という事実のせいだ。 昔の交友...

    • http://anond.hatelabo.jp/20120223004052 最近の彼の主張は、自己責任論が過ぎ、ついには小学校で留年を認めるべき、なんておバカなことを言い始めた。 幼少期に受けた劣等感は、その後の人...

      • 努力しても結果が出せない人間=社会的な要因+遺伝的な要因があるから、必ずしもイコールではない

      • 元増田です。 久々に来たら、いろいろとトラックバックがついていて嬉しいですね。 元の文章がわかりにくかったという指摘を受け、加筆・削除しました。 だいたい、人間は、どん...

    • 毎日大変だな

    • 紳介云々はテレビ見てないからあんまりピンとこないけど、小学校留年制度っていうのは無茶だよね。 その辺共感する。 どうせなら先に飛び級制度を入れた方がいいのに。

    • http://anond.hatelabo.jp/20120223004052 橋下の敵対勢力とどちらが共感出来ないかが問題だと思うけどな。 大阪市の財政健全化には橋下が不可欠だから、弱者云々は橋下の手法に弊害が出始めて...

      • 選挙で落とせばいいというが、選挙に勝ったサッチャー首相は新自由主義の名のもとに健康保険制度を崩壊させ、 貧しいものがますます貧しくなる社会を築き上げた 今はブレア首相がが...

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