2011-10-31

http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20111030/p1

勉強できる人しか便利に暮らせない社会』ってタイトルで記事が投稿されてるだが、この記事馬鹿みたいだ。

事務職に就きたいと思ったら、ワードエクセルは当たり前。

子育てしようと思った未来のおかあさんも、子育てを一から勉強して、何が安全で何が危険か、自己判断しなければならない。

行政サービスを利用する際も、あの煩雑手続きを理解して申し込むのは一苦労だ。

便利さにアクセスするためのハードルは、見えにくいところでとても高くなっていて、その恩恵に与れるのは、自分で調べて勉強できる人・賢い人だけだったりする。

昔は新人以外は、ワードエクセルという共通スキルじゃなく、それぞれの業界の業務経験を問われたんだがな。

今はそれが、ワードエクセルなどのPC知識に吸収されてる。

ワードやエクセルで作られたスケルトン、もしくは専用の業務アプリが使えれば、素人でも事務処理ができる。

スキルと言う視点で見れば、昔よりも格段に、職に就きやすくなってる。


子育てに関しては、自分たちで選んだ結果だ。

地域集落の知見=老人を排除して、都市若者けが生活することを選んだのだから、当然の帰結として知見は失われる。

結果得た物が、信頼のおける医療施設やネットで共有化された情報だろうに。

そこで「自己判断しなくちゃいけなくなった」と文句を言うってのは、どんな了見だ。

そもそも、「便利な世の中」関係ねぇだろ。老人の世話を捨てて、自分時間を作っただけだ。


行政サービスについては「昔の方が」圧倒的にアクセスし難かった。

うちの65になるばぁちゃんも、WEBで公民館の予約してる、役所の事務処理と比べて、なにが難しいんだよ。


この記事を「なるほど」とか言って読んでる奴、やばいぞ。

  • ExcelやWordの使い方憶える程度のことを「勉強」と定義するならそのブログの言う通りと思うけど、 実際は「ExcelやWordの使い方憶える程度のことを「勉強」と考えてしまう人は便利に暮ら...

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