2024-04-18

母性神話?】「子どもはパパよりママが大好き(になるものだ)」

子どもはパパよりママが好き(になるものだ)」

たまに聞く話だ。

正確には母性神話とは異なる、子ども側の話題だが母性神話一種と言っていいと思う。

これについて考察したい。

子どもはパパよりママが好き(になるものだ)」論の理由はどこにあるのだろうか?

(1) 本能的に子ども母親を求める(父親祖父母ではない)

(2) 子ども乳児期に多くの場合母親から授乳を受けるので愛着アタッチメント)が形成される

(3) 子ども母親の胎内にいて出産されるので愛着アタッチメント)が形成される

(1)は論としての体をなしていないと思うので却下

生物学者の出典も無しに、あれは子ども本能だと言っても意味がない。

(2)は一見最もに見えるがよく考えると疑問がある。

長い子育ての間で授乳育児の一要素のはずだがそれが何故巨大な影響を持つの不明である

人工ミルクでないならば母乳母親しかできないが、これは逆に考えると母乳以外は父親でも同じことが同じ質で出来るはずである

出来ないというのであれば夫婦の子育て時間の違いに起因するものでありただの社会的な影響だろう。

子どもママが好き」ではなくて「ママが好きになるような子育て結果的にしている」と言うべきだ。

(3)も主観的すぎる。

ここの部分はむしろ子ども視点ではなくて大人視点というべきではないだろうか。

母親の胎内にいた事がどう子どもに影響するのか未検証だと思うし、母親が産んでくれたありがたいなんて発想は子どもが大きくなってから感じる事だろう。

特に乳幼児であれば、「母からまれたから母が好き」は不自然に思う。むしろ大人の発想なのだ

簡単に言えば「子どもはパパよりママが好き(になるものだ)」というのは科学的根拠が怪しい。

しか母性神話のように、母子特別な結びつきを疑問視すると何故か反発してくる人がいる。

科学的に確かであればそれは最もな主張だと思うのだが科学的な出典もなしに母子の結びつきを強調してもそれは母性神話か何かの思想に影響された発言のように思えてしまう。

今後も科学的な研究が待たれる分野ではあるが、母子の繋がりを証明出来てはおらず、今のところ可能性は高くはなさそうと思っておいて良いと思う。

根拠のない母性神話は親のためにも子どもの為にもならないのだから

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