2024-03-03

角田裕毅というドライバー典型的日本人性格パターンの一つである

普段大人しく穏やかな性格なのだが、

カッとなりやすく火がついてしまうと自分制御できなくなってしまタイプの人だ。

F1界では、彼はドライバーとしての腕前は優れていると認められているものの、

その性格的な欠点ゆえに過小評価される傾向にある。

簡単に言うと、大人になりきれていないと捉えられている。

昨日のレースでも、彼にとっては納得しかねる展開が起こり、

見ている私たち日本人ファンからしてもこれは少し違うだろう?

と怒りを感じるものであったが、

そうであればあるほどマネージメント要求されるのが、

今の彼の立場である

彼がクールガイであると周囲から認められているのであれば、

理不尽なことに対して怒りをあらわにすることにダメージはないが、

そうではないのだから彼は自分が至って冷静な大人であることをより多く周囲に対してアピールしなければならない。

特にレースが終わったあとにその怒りを「行動」で表現してしまったのは良くない。

正しい、正しくないより単純に損だ。

何も得をすることがない。

もちろん「言葉」でその理不尽に対して冷静に抗議をすることは必要だ。

しかし、子供っぽさを感じさせるようなことは絶対にしてはいけない。

彼が上位チームであるレッドブルへの昇格を望んでいるのであれば特にだ。

アンガーマネジメントという観点で彼には常に注目している。

精神面でのアドバイスを受けるために専属トレーナーもついていると聞く。

果たしてそのような行動で人は変わることが出来るのかどうか?

その面で興味をいだいている。

現在レース実況ではドライバーとチームが会話をしている場面が放送される。

そこではアドレナリンで溢れきったドライバーたちが思わずFワードを連発することもある。

(実況ではリアルタイムで流さず、ピー音声を被せている)

しかし、欧米人の怒り方はどこかクールさが残っていて私たち日本人がしがちな「激昂」とは少し違う。

かつて司馬遼太郎はその小説の中で日本人射撃が下手だ、と語っていたことがある。

日露戦争テーマにした本だったと思うが、

日本人欧米人と比べて感情が激してしまうので引き金をやさしく引くことが出来ないのだ、

といった話だったと思う。

その差がなぜうまれしまうのか?

アンガーマネジメント

そのような観点からF1というスポーツは興味深い視点提供してくれている。

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