■歳の差婚の擁護を受け入れられない理由

歳の差婚に嫌悪感を示す人たちへのバッシングがすごいことにななっていて辟易する。もう例の芸人の結婚を祝福できない人間は人間に非ず、といった風潮まででき始めている。

正直に言うけど、歳の差婚は紛れもなく気持ち悪いよ。これは女性なら実体験に裏打ちされた感想としてそうなっている。いまだに男の一部は若い女性への嫉妬、ということにしたがってるけど、現実が見えていなさすぎて片腹痛い。

他の国では知らないけど、日本では女性はみんな若い頃に少なくとも一度はセクハラを受けている。私みたいなブスでもそうなんだから、美人ならもう毎日被害に遭ってるだろう。それで、セクハラをしてくるのはだいたい中年のおじなんだよね。

中年おじは若い女性に相手してもらうために手を変え品を変えいろんなセクハラをしてくる。場合によって威圧的だったり暴力的だったり、下手に出て丸め込もうとしてきたりする。それがとにかく気持ち悪かった。男って性欲のために、どんな犯罪行為でも迷惑行為でもやる生物なんだと、そこで学んだ。女性の大半はそうだと思う。

それで、そんな中年おじに優しくしてきた女性たちが性加害って形で傷つけられることも何度も見てきた。痴漢とか強姦とか、男からすれば滅多にないことなんだろうけど、女性からするとすぐ近くにあるリスクなんだよ。警察に行けば解決するってものではない。ほとんどは泣き寝入りするしかないケースもたくさんある。

歳の差婚を見ると、そういう記憶や嫌悪がフラッシュバックしてくるんだよ。それは嫉妬や妄想じゃなくて、現実に受けた被害の後遺症でしかない。はっきり言うけど、歳の差婚を擁護する人たちは、そういう女性のトラウマを踏み躙ってると思うよ。他人の気持ちに寄り添え、なんて言うけど、それはこっちが言いたい台詞だよ。

最後に注釈しておくけど、別に例の芸人がそういう加害をしたとは言ってない。私は歳の差婚が受け入れられないし、そういうのを祝福する男たちにも嫌悪がある、というだけ。でもこれも嫉妬だとか誹謗中傷だとか言って叩かれるんだろうな。やるせない。

Permalink | 記事への反応(6) | 11:10

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