2023-06-14

ラブジョイ抗弁

同情論証という詭弁法のひとつ

子供たちのことを考えろ - Wikipedia

Art, Argument, and Advocacy』(2002年)は、討論の中で「子供たちのことを考えろ」と訴えることは、理性の問題感情問題すり替え行為だと主張している[1]。倫理学者のJack Marshallは2005年、この慣用句がよく使われるのは、論理的思考、なかんずくモラルをめぐる議論を阻害する効果があるためだと書いた[2]。

倫理学者のJack Marshallは「子供たちのことを考えろ」を、返答のしようがない論点を持ち出すことによって議論を打ち切ろうとするために使われる戦術である説明している[2]。Jack Marshallによれば、この戦略は、理性による討論を阻止する効果的な手段だという[2]。

Carol Huntは、政治討論におけるこの慣用句使用を「ヘレン・ラブジョイ抗弁」と呼び、これは「ヘレン・ラブジョイ症候群」としても知られていると書いた。彼女によると、この言い回しで「子供たち」というのは、問題の影響を受ける実在の子供たちのことではなく、架空の子供たちを指すことが多いという[31]。


例・

未成年水着グラビア禁止すると、性的判断力が未熟な子ども達は、まるで自分の体と性が否定されたように感じるだろう。

大人たちによって、普通水着さえ着るのを止めて肌を隠すよう促されたり。

特にわいせつでもないポーズ過激として非難されたり。

女子プロレスグラビアアイドルのような自分から望んでカメラの前に出た勇気を、「将来後悔するぞ」「間違った選択だ」として自由意志ごと踏みにじられたり。

子どもがされてるのは、ボディ・ポジティブ真逆行為だ。

子ども達の自尊感情は傷ついて、最悪、自己肯定感を失ってしまいかねない。

  • 「未成熟な子供のことを考えたら未成年の撮影会なんて駄目に決まってる」というパターンもあるよね

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