2023-02-22

ゲーム業界が完全なネタ切れになる前にAIが間に合った

つうかもうネタ切れだっただろ。

からあるジャンルを丁寧に作ったタイプ以外は話題になるのローグライクオープンワールドマルチばっか。

もうとにかく「ランダムにする」「ステージを広くする」「多人数で対戦する」「複数ジャンルを混ぜる」でひたすら広げるしか無い。

金のある大手はとにかく昔あったようなゲームプレイヤー数を家庭用ゲーム機4人対戦からインターネット100人対戦に変えてワンチャン狙ってばかりだし、金のないインディーローグライクの名の下にランダム性に委ねていく。

たまーにADV方面成功するゲームがあるけど、それもグラフィックが向上したこと表現に上手く組み込んでいるだけで、アイディアとして新しいわけじゃない。

技術進歩による表現領域の拡大を利用して新しい体験提供するというのはゲームというメディア特性バリバリで非常に好ましいが、その方向性もいよいよ煮詰まってきているというかこれ以上はもう本当にグラフィックプレイヤー数とフィールドの広さとランダム要素の数を競うだけになってきていた。

そこにようやくAIがやってきた。

ただ、自動生成の量を競うだけなら今流行りの分野の延長にしかならず、これについては人間の側が調整してきた自動生成アルゴリズムと大きな違いが生み出せるのか怪しい部分がある。

単にランダム要素を盛るだけならば既存ゲームでもかなり研究が進んでいてAI分野の進歩を活かせるほどの幅があるのかが怪しい。

AIによって開発を助けることが出来たとしても、それがプレイヤーに新たな体験をもたらすかというと難しい。

低価格コスト帯のインディーゲームやスケベゲームなんかでは強い武器になるかもしれないが、ビッグタイトルにおいて新要素として導入できるかというと疑問がある。

下手をすると単にグラフィックドンドン進歩させていった歴史と同じように、ランダム要素を進歩させていくだけの退屈な進歩が待っているのではないか

そんな不安払拭するような画期的ゲームが出てきて欲しいものだ。

正直自分には今までにないゲームをどう作れば良いのかわからない。

こういうとき素人が真っ先に思いつくのが「自動生成を利用した対話ADV」だが、それはもうシーマンで通った道だ。

1999年のゲームである。20世紀に通った道を改めて完成度を高めてなぞり直すのも悪くはないのだろうが、それがゲーム進歩を感じさせるかと言えばNOとなる。

なにか新しい動きが欲しい。

素人には思いつかないような。

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