2021-10-09

恐怖の日々

仕事の後で、私用により往復200kmのうちの往路でハンドルを握り、

翌日の仕事は午前中にかなりイレギュラー対応が急に舞い込むという、

今思えば一度に結構ストレスがかかることになった。


そして午後になって程なく、軽い頭痛肩こりを覚えたと思っていたら、

オフィスで何台も稼働しているパソコン動作音のうち、低い音の成分だけが

ボボボボ…」という感じで、右の耳の中だけでやたら響くようになった。

更には右の中耳の、そのまた奥の方で何かが詰まった感じが出てきて、

音の響きと合わさって、猛烈に不快状態に。

でも、幼少に経験した中耳炎の痛みとは全然違う。

これが「いきなり聞こえなくなった」とかなら明確に突発性難聴の疑いがあるので、

仕事を即切り上げて病院直行だけど、そういうのじゃないみたいだし…

などと思いながら明日には良くなるだろうと、その日はなんとか仕事をこなして帰宅


しかし、翌日になっても良くならなかったので職場には遅刻することだけ連絡して

耳鼻科に行ったら、なんと右耳の聴力が落ちていた。

具体的には、125~500Hzくらいの低い周波数の音に対する感度が、右耳だけ

有意に落ちていて、特に250Hzの感度が左と20dBも差があるという結果に。

一方、外耳にも鼓膜にも特に目立った変化はないとのことで、これから考えられるのは

もしくは

のいずれかだろうとのこと。

どっちなのかは、これから処方する薬がどこまで効くかでだいたい区別がつくそうで、

突発性難聴だったら基本あまり回復は見込めないと。

これを聞いて血の気が引いたことは言うまでもないが、それでも早く治療を始めたほうが

いいということで、処方箋と引き換えに薬局で薬を入手してすぐ飲み、

そうこうしているうちに目眩まで覚えるようになった中、どうにか帰宅


帰宅後も、横になっている状態から起き上がるとクラクラする状態が数時間続いた。

そこでやっと気づいたのだが、確かに部屋のエアコンの音が、右と左で聞こえ方が明らかに違う。

ということは、もしこれが元に戻らなかった日には、軽度難聴聴覚障害者になるのは確定だろう。

趣味楽器演奏なのでこれはキツい。

数日後に再度診察に行くことになっていたが、その時までにどこまで回復するのか、しないのか、

本当に恐ろしかった。


そして迎えた再度の診察。

検査の結果、落ちていた聴力の完全回復確認できた。

結局、これはいわゆるメニエールの症状が特に聴覚方面に出たということなのだろう。

また、これがストレスのものだとするなら再発可能性があるわけで、ちょっと勘弁して欲しい。

次こそ永久に聴力を失うのでは…と思うと恐ろしいことこの上ない。

これからはなるべく疲労寝不足を避けるつもりだが、精神的に大丈夫と思っていても

体がついて行かないというのは、どこまで頑張れるかの予測が難しいし。

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