2021-03-21

しがない地方オタク

コロナ流行り、様々なイベントライブが中止になって大体1年経った。

そんな中、徐々に大きい会場でのコンサートも再開されている。



つくづく、地方民そろそろしんどいな、と思う。

コロナ禍以前は地方に住みながらも頻繁に様々な場所まで遠征し、オタ活を楽しんでいたが、今はそうもいかない。



私の仕事は広義で言えば接客業に入る。首都圏等に比べると私の住んでる県は感染者なんてほとんど居ないに等しいのだが、それでもかなりの縛りがある。

外食家族以外とはNG必要最低限の外出は控える。自分だけでなく同居してる家族も、県外に出る際には必ず理由を明記の上届出を出す。

届出を出せば県外に出ても良いのなら、コンサートに行けるのでは?というのは建前だ。

実際は本部に届出を出す前に上司却下されるのがオチだ。

また家族とも同居しているが、私の家族上記の条件+家族に熱があった場合コロナで無くとも仕事を休まなければならない。

もちろん有給使用してだ。



ジャンルによるとは思うが、私の居る界隈では現場に行った者にしか人権がない。

去年から徐々に現場が再開し、応募すら出来ずにTLを眺めているが、そろそろ嫌気がさしてくる。

仕方ないのは分かっている、地方で住むこともその職を選んだのは自分から自業自得、というのもそうだと思う。

が、就職した時点ではこんなことになるなんて、誰も想像出来なかったのだ。



楽しそうに現場に着ていく服を選ぶ人。申し込みの協力を頼む人。チケットが当たった人。チケットを譲ってくれる人を探す人。

誰も悪くないけれど、見る度に自分不自由さを実感して泣きたくなる。



こんな文を書いてる間にも、首都圏4都県のイベント参加人数の上限が最大1万人に緩和されたというニュースが流れてきた。

皆が楽しそうで何よりだが、これも現時点では私には関係の無いことだ。



だったら職を辞めて一人暮らしをすれば良い。首都圏に引っ越せば良い。最もだと思う。

言うのは簡単、でもそれが出来ないのだ。

それが出来ないくせにプライドだけはある。

こういう所がダメなんだろうな。



なんだか、書いてるうちにナーバスになってしまった。

これを投稿したら、しばらくはツイッターから離れよう。インスタも削除しよう。

インスタに至っては、現場が無いので、1年くらい投稿しておらず、いいねを送るだけになっているし。

それで私が置かれている状況が変わることは無いが、しんどいと思うことは少なくなるのかな。分かんないけど。

  • 俺もかつて地方のオタクだった。 社会人になってから上京を決心するのに9年かかった。 上京したことに後悔はないが、遅すぎたと悔やんでいる。

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