2020-08-14

Uber Eatsの置き配時の誤配が何故起きるのか配達員立場から考察する

はじめに、自分配達員をして1年になる者です。

自宅前に頼んでも無い食べ物放置されるというブログなどが散見されるようになってきたため、何故起きるのかをUber Eatsアプリシステム、置き配指定配達時のトラブル等を混じえた実情から考察していきたいと思います

誤配に係わる部分のみ

置き配とは

注文時に手渡しか置き配を選べ、置き配は指定位置商品を置くという配達方法です。

お客さんには注文アプリから配達された事が通知される、のだがUber Eatsサポートから届けた事を報せよと指示されている、以前届いてた事に気付かなかったというクレームがあった為だ、チャイム履歴が残ってたのはその為だろう。

注文アプリについて

お客さんが注文アプリから店と商品を選び、支払い方法(現金 or クレジットカード)を選び、住所を入力して、配送方法(手渡し or 置き配、今回は置き配)を選び、注文を確定。

店が注文を受信し調理開始、頃合いを見計らって配達員の受付開始、様々な要因(近い、評価が高い、配達が速い、etc)から最適な配達員が選ばれて店に向かい商品を受け取り、注文者指定場所に向かい商品を置き、物理的な通知(チャイムほとんど)をし、完了となる。

この時の問題点

・お客さんが入力した

 →住所が

  →建物が書かれていない

  →部屋番号が書かれていない

  →全然別のマンション名が書かれている(住所自動入力時にピンズレとのセットで発生や、マンション改築で改名した時に起こる)

  →正式名で書かれていない(例えば、「○△ハイツ」とだけ書かれているが近隣には1~3まであるカタカナで書かれているがアルファベット表記、その逆もある、この時にピンズレも併発しているとマンション名で地図検索が出来ずに電話で聞くしかなくなる、すっごい時間がかかる)

 →ピンの位置

  →近隣の別の建物を指している

  →そもそも建物を指していない(原っぱ、道路、川を指している事がよくある)

  →全然別の位置にピンが刺さっている(最大500mくらいズレる)

 →名前

  →表札と違う(例えば「宇宙 人」みたいな名前や、イニシャルしか書いてない)

となる、配達時は住所、ピン位置マンション名が正しい「かもしれない」情報として配達する事になる。

配達員はまずピンの位置、もしくは住所の位置へと向かう、なおこの時に部屋番号が書かれていなければ到着するまでマンションなのか一軒家なのか不明である

部屋番号が有ればマンションだと確定する、マンション名まで記載されていれば誤配はまず起きない。

ピンが一軒家でマンション名が無くても部屋番号があればピンズレだと分かるし、表札があり正しい名前差異があれば違う家だと分かり電話 or メッセージ確認出来る。

だが部屋番号が無く、ピンが一軒家の位置に刺さっており、表札が無かったり「宇宙 人」な名前であればこの家だと配達する事になる、この時に誤配が起こっているのであろう。

在宅でも誤配が防げたかというとそうとは思わない、自分を含めピンポンダッシュをする配達員はわりといるのだが、というのも通知をしろという指示はあるが、チャイムを鳴らして応対すると「なんで置き配なのに応対しなきゃならんのだ」というBad評価を付ける人がいるので自分はその旨をプロフィールに書きピンポンダッシュをするようになった、なおメッセージは読まない人もいるし電話は面倒、というか電話するとBadを付けるお客さんもいる、これも「なんで置き配なのに(ry」って理由だ。

注文時に気を付けて欲しい事は、「もし自分配達員場合、この入力情報で届け先まで辿り着けるか」です。

ちなみに全部細かく入力していなくても配達やすい時もあれば、配達し辛い時もあります体感的に都心の方がお客さんも分かっているので届けやすい。

ピンがズレてるし部屋番号しか書いてないが、部屋番号が「23xx」だったので高層マンションは確定だし、近隣だと他に無いからこのマンションで確定で分かりやす配達だった、なんて場合もあれば、

マンション名と部屋番号はちゃんと書いているんだが、郊外だし建物マンション名書いて無いし、近隣にマンションいからピンもズレてる可能性があるし分からん、なんて場合もあります

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