2019-12-04

自作漫才

大喜利してもいいか?』

「偉く突然ですね?」

サンタさんとかけまして、共産主義と説きます

「どうせどっちも赤いとか言うんでしょ?その心は」

『どちらも夢があるでしょう』

「どっちもねえよ」

「『どうも(架空漫才師)ですよろしくお願いしますー』」

「次から政治の話は勘弁な」

『すまんの』

ちょっと最近はまってることがありましてね」

『なんだ』

パン作りにはまってるんですけどね」

パン屋さんか!』


「あれ結構簡単にできるんですよ」

簡単なのかよ!』



最近作ったのがナンでしてね」

ナンですって!』

「うるっさ!」

???

「多いしうるさい。そのラッパー合いの手みたいなツッコミやめろ」

『ラッ...パー...?』

ラッパーが通じないんだ。語彙力がおじいちゃんなんだね。」

今日はね、俺ゆくゆくはパン屋さんになりたいから、その練習したいんだよ」

ダメ

「ここ断る漫才ってそんなにないよ?」

最近オレ好きな人ができてね』

「あ、恋バナするみたいですよ」

『その人に告白したいからそれを練習したいんだよ』

「その死んだ語彙力じゃ無理だろ。」

『だれが語彙力オバケだ』

「その言い方だとすごい語彙が豊富に聞こえるな」

ゴイゴイうるせえよ!』

「これが理不尽か」

今日告白練習に付き合ってくれ』

「まあいいよ」

ありがとう

「お前結構ちゃんとお礼言うよな」

『まあな』

「じゃあどうする?」

『じゃあ俺がシンプルかつ大胆な交通事故を』

ストップ」



「今何しようとしてるんだっけ」

告白

「今なんて?」

シンプルかつ大胆な交通事故を』

「全部間違ってるだろ。あと交通事故は大体シンプルかつ大胆だわ」

『でも交通事故でも起こさないと人と関われないだろ?』

「どんな人生だったの?物騒だからやめなさい」

『じゃあどうすればいいんだよ!!』

「耳キーンってなった。普通にデートに誘えばいいだろ」

『なるほどな。』

「じゃあ俺が女の子やってあげるから今日デートに誘う練習しろよ」

『確かに

「なんだそれ」

「じゃあまあ、話しかけてこい」



『えー、最近起業を考えてまして』

ストップ」

『なんだ』

「すごい不満そうな顔。なんの話しようとしてたんだよ」

『見通しの甘い起業の話』

「なんでだよ」

女の子は甘いものが好きと聞いて』

馬鹿じゃねお前。論外だわ。」

『じゃあどうすればいい?』

「まあわからんけど共通趣味の話して、ごはんとか買い物に行く約束に結びつけるんじゃない?」

『なるほど』

「もう一回やってみ」

『おう』 



ロングバケーション村上って』

「まって」

ロングバケーション村上って何?ていうか誰?」

『オレ知らない人に適当あだ名付けるの趣味なんだよね』

女の子なめんな」

「そんな趣味の話があるか。あとお前は話題を6速からしかふれないの?ギアチェンジを覚えろ」

『いやでもこれで大丈夫そうだわ』

「本当かよ...何も練習になってないだろ」

大丈夫大丈夫。なんか漫才だけに、「オチついて」きたから』

「うーん、弱い」



「『どうもありがとうございましたー!』」

  • わりと嫌いじゃないので実演してほしい。

  • けっこう面白そうな気がする おれも実演が見たいなと思った

  • どっちもねえよ がピークだった

  • ※素人の書いた台本を実演してくれるプロは新人ですらいません

  • こんどのM-1で使いますね。ありがとうございます。

  • 『まって』 「何だよ急に?」 『トップブコメに同意』 「お前絶対適当に言ってるだろ!今のトップブコメ誰か分かるのかよ」 『この人です https://profile.hatena.ne.jp/my/ 』

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