2018-07-01

ITリテラシーが商材になる時代

オペレーティングシステムユーザにとって解りやすく使いやすくなったお陰で、パソコンスマートフォンは急速に普及し、ユーザ意識しないでコンピューティング可能となる時代になりました。

過去定義されたパーソナルコンピュータ時代突入しており、1ユーザ1コンピュータ夢物語などでは決して無くなっています

しかし、過去の使いにくかったオペレーティングシステムユーザ間同士の情報共有、技術継承が密にあったこともまた事実で、時代が進んでオペレーティングシステムが使いやすくなったことでユーザ間同士の公助文化が絶たれ、ITリテラシーの共有・継承が難しくなっている時代へと突入しています

パーソナルコンピュータ定義された時代では、1ユーザ1コンピュータによりユーザ必要情報自由アクセスし、ユーザ毎に持つ課題コンピューティングによって解決するということが想定されていました。

しかし、実際には1ユーザ1コンピュータ時代突入してもユーザ必要情報へ自らアクセスをしないということが解ってきました。

最早これはパーソナルコンピュータ論のバグと言っても過言でなく、このバグ対応するべきであるという声も少なからず挙がり続けましたが、コンピュータの普及の速度はバグ対応の速度よりも圧倒的であり、気付けばバグ対応へ大きなコストを支払わざる得ない状況へと陥いりました。

コンピュータウィルス、フィッティング詐欺アカウント乗っ取り倫理に関わる失言etc...と組織が想定しなければならないコストは膨大となるようになったのです。

そしてそのコストの支払い先として選ばれたのが、組織単位へ向けてITリテラシー講習を商材として提供する新しいビジネスです。

それまで高いITリテラシーを有している一部の専門家、パワーユーザー達のノウハウのものが注目される時代が来ると予想されるようになったのです。

さて、ここからが私の未来予想となりますが、数年以内に必ず「高いITリテラシーを有している一部の専門家、パワーユーザー達のノウハウアクセスできるマッチングサービスクラウドソーシングサービスが登場する」はずです。

専門家やパワーユーザは様々なユーザから持ち寄られたITリテラシーに関する課題に対して回答し報酬を得るというサービスが発生するでしょう。

しかしたら、それは既存クラウドソーシングサービスを行っている企業が始めるかも知れないですし、スタートアップでいきなり立ち上がるかも知れません。そこは予測が難しいです。

しかしながら、ITリテラシーの共有と継承が絶たれた今の時代需要のあるサービスであることは間違いないのです。

私はこの点に注目していきたいと思っています

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