HoneyWorksのアニメ「いつだって僕らの恋は10センチだった。」、もうすぐ最終回ですね。
悪いことを書くつもりではなく、単純に気になったことだけを書いていきます。
どうでもいい人にとってはどうでもいいかもしれない内容です。
多分昔からHoneyWorks(というより、告白実行委員会のキャラクター)が好きだった人たちなら、共感する人もいるのではないかと。
(そもそも、そんなこと思う人がいないかもしれないし。まず大多数の人はこんなもの読まないと思います。)
前置き長くてすみません。
言いたいことはひとつで、ノベライズ(MV)の内容と、アニメの内容が違いすぎてびっくりした、ということです。
そんなアニメ化作品は世の中たくさんあるし、別世界線として考えればなんの問題もありません。
ですが、アニメは本当に今までノベライズやMVで、春輝くんや美桜ちゃんの物語を応援して、好きだった人たちの見たかったものだったんでしょうか?
そりゃアニメになったら嬉しいと思いますが、私はノベライズでの文化祭のシーンや、MVでの教室のシーンなどをアニメでやってくれたほうがよかった気がしてしまいます。
なにもあの春輝くんが病んだシーンはいらなかった、と一言で済まそうとは思いません。
ただ、先に出ていたノベライズやMVでは、春輝くんがお兄さんのことであんなに病んでいた描写はありませんでした。
むしろ、お兄さんのこと引きずっていた明智先生を、MVでは救おうとまでしていました。
将来の夢についても、ノベライズでは本当にまっすぐに叶えようとしていて、それでも美桜ちゃんへの想いとの間で葛藤します。
そんな彼を分かっていたから、美桜ちゃんも応援して、待つことを決めたはずです。
それがアニメでは、初めて入ってきた要素によって、今まで大切にしていた要素が薄くなっているように感じました。
改変によって、「ずっと待ってる」のタイミングもズレてしまっています。
繰り返しになりますが、別にお兄さんのことをやる必要はなかった、とは思っていません。ただ、無理やりこれまでの話を根本から崩すようにしなくてもよかったのでは?と思ってしまったのです。
また、MV、ノベライズ、アニメと「話が違う」と考えてしまえば、それだけの話です。
お兄さんの死の状況だって、アニメとイノコリ先生のMVでは大きく違います。
アニメでは「川で溺れた幼い美桜ちゃんを助けたお兄さんが、その後、病状の悪化で死亡」となっていますが、MVでは見たところ「高校時代の明智先生と海に行った際、溺れてその日に亡くなった」と解釈できます。
長文乱文で失礼しました。
言いたいのは、アニメはもう少し、今までMVなどで積み上げられていた物語を大事にしてほしかったな、ということです。
それから、「新規要素」とはっきり書かれている後付け設定を、これまでの作品に適用させるのは正しいのか? ということです。(兄の死についてはなおさら)(ノベライズでは、そんな要素全くなかったのですし)
普通に考えて矛盾することのほうが多いです。別の可能性である、ほかの話と考えたほうがいいはずです。
すべて個人の感想です。