都内の高校に通う女子高生でありながら、フランス料理の老舗『なんとかかんとか』の総料理長を務める、天才女子高生である。
先日行われた『フランス料理の世界一を決める大会』で日本代表として準優勝を飾り、一躍国内で有名になる。
彼女の作る料理が美味しいのはもちろん、その端正な顔立ち(美人っちゃあ美人だけど、それほど「綺麗!」と云うような感じではなく、なんか佇まいや雰囲気が上品)も人気に火をつけた一因だろう。
なので、マスコミは総じて彼女に飛びかかるのだが、バラエティどころか、普通のテレビのニュースにすら露出を嫌っており、料理関係の雑誌の取材にしか応じない徹底ぶり。
しかもその雑誌に写ってる写真の彼女は、笑顔がほとんどなく、どこかキツイ目をしており、それがさらに日本全国のマゾ野郎に火がついて、ネット上では「エリアンヌ」とかいうダサい愛称まで付く始末。
彼女の動く映像を取ろうと、高校から出る彼女にたかるマスコミを颯爽と無視するその姿に、全国のマゾヒストは更に発狂しファンアートや「エリアンヌ罵声bot」なんてものも出来てしまう状態。
ここでおいちゃん目が覚める。