いわく、日本は技術に対して払うお金が凄く少ないらしい。(参照:海外絵師にイラスト発注するぞ~→絵師「は?1枚1万円?迷惑メールか?」メールポイー - Togetterまとめhttp://togetter.com/li/957743)
幸いにも(不幸にも?)、私はケチである。だから、自分の考え方をたどればケチの原因が少しは分かる気がする。
私は、なんとなく欲しいけど買っていいか延々悩んで、最安値がもっと安くなったあたりで、買おうかどうかを長考する。という地球も自分も困らせる困った人間である。
幼少期の自分は、自分のお金は自分で稼いでいるものではないから、親から貰った金を無駄にしてはならないという心理が働いていた面がある。あるいは、買い物の失敗は許されないという強迫観念にかられていたというのもあるだろう。
世の中にはものにあふれ、なんか、あらゆるものが自分を騙しにかかってるような気にもなる。(相手も生活がかかっているので必死に違いないのだが。)俺は実際に、幾度か騙されたと思っていることがある。世の中の多くは自分を騙そうとしているのではないかと、疑心暗鬼に陥るのもしかたないんじゃないかと思うことがある。
・ケチは素晴らしいという信念がある。
・騙されてお金を払いたくないと思っている。
しかし現実には、どれほど警戒しても、満足できない商品にお金を払うということは避けられないし。相手に過剰に値段を吊り下げるのは相手を不幸にすることだし。自分の見る目を鍛えるか、せめて相場を知っておくか、自分なりの基準を持っておくしかない。
ともあれ、お金の使い方にも経験や技術がある。この商品は支払ったお金に見合った品質だろうか?今これにお金をつかうよりもっと良い使い方があるのではないか?とか。
趣味のことだけにお金をつかうのも1つの方法で、それはつまり、趣味に関する商品への見る目だけをしっかり鍛えるという、そういう方法もあるのではないか。
素人考えだけどチップ文化の有無によるところはいくらかあるんじゃないかと思った。
パンク修理やエアコン掃除みたいなまっとうな技術には日本人みんなお金を払ってると思うけど 絵画とか音楽とか写真みたいなのは所詮嗜好品だから興味ない人にはその作品は10円の価...
受注する人がいなければ発注する方も金額をあげていくだろうから、日本にはそれだけ安く受注する人もいるってことなんじゃないかなー