2016-04-03

いわく、日本技術に対して払うお金が凄く少ないらしい。(参照:海外絵師イラスト発注するぞ~→絵師「は?1枚1万円?迷惑メールか?」メールポイー - Togetterまとめhttp://togetter.com/li/957743)

そのケチ性質が何に由来するかを考えてみる。

幸いにも(不幸にも?)、私はケチである。だから自分の考え方をたどればケチの原因が少しは分かる気がする。

私は、なんとなく欲しいけど買っていいか延々悩んで、最安値もっと安くなったあたりで、買おうかどうかを長考する。という地球自分も困らせる困った人間である

幼少期の自分は、自分お金自分で稼いでいるものではないから、親から貰った金を無駄にしてはならないという心理が働いていた面がある。あるいは、買い物の失敗は許されないという強迫観念かられていたというのもあるだろう。

世の中にはものにあふれ、なんか、あらゆるもの自分を騙しにかかってるような気にもなる。(相手生活がかかっているので必死に違いないのだが。)俺は実際に、幾度か騙されたと思っていることがある。世の中の多くは自分を騙そうとしているのではないかと、疑心暗鬼に陥るのもしかたないんじゃないかと思うことがある。

まあ、やっぱり、自分が酷いドケチであるというのが大きいが。

簡単にいうと

ケチは素晴らしいという信念がある。

品質評価する技術基準を持っていない。

・騙されてお金を払いたくないと思っている。

しか現実には、どれほど警戒しても、満足できない商品お金を払うということは避けられないし。相手に過剰に値段を吊り下げるのは相手を不幸にすることだし。自分の見る目を鍛えるか、せめて相場を知っておくか、自分なりの基準を持っておくしかない。

余談

ともあれ、お金の使い方にも経験技術がある。この商品は支払ったお金に見合った品質だろうか?今これにお金をつかうよりもっと良い使い方があるのではないか?とか。

趣味のことだけにお金をつかうのも1つの方法で、それはつまり趣味に関する商品への見る目だけをしっかり鍛えるという、そういう方法もあるのではないか。

最後ひとつ

ケチ人間は嫌われる。(いや、俺が嫌われてるのは性格が悪いからか。)

  • 素人考えだけどチップ文化の有無によるところはいくらかあるんじゃないかと思った。

  • パンク修理やエアコン掃除みたいなまっとうな技術には日本人みんなお金を払ってると思うけど 絵画とか音楽とか写真みたいなのは所詮嗜好品だから興味ない人にはその作品は10円の価...

  • 受注する人がいなければ発注する方も金額をあげていくだろうから、日本にはそれだけ安く受注する人もいるってことなんじゃないかなー

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