2015-09-02

法学部生がSEALDsについて思うこと

SEALDsに参加しようとは思わない。

都内私大法学部回生憲法を専攻するつもりで勉強している。

僕は、そして周りもほとんど(少なくとも僕の交友範囲や見聞きした話では)安倍政権集団的自衛権行使容認の決定や、安保法案は明らかに違憲で、撤回すべきだと考えている。

合憲だと言っている学者名前を見たら見覚えがありすぎて笑ってしまった。御用学者として有名な方々だからだ。

明らかに無理な法案からこそ、安倍政権が死に物狂いで成立させようとしているのは分かる。

この件について法律を学ぶ学生の関心はかなり高い。

しかSEALDsに参加しようとは思わない。周りにも参加している人はいない。

彼らのデモでの醜態Twitter上のやらかし音楽ライブを見ると全く共感できないし、むしろ苦々しく思っている。

もちろん法律を専門に勉強していない人の反対する声や数の力が大事なことは分かっているし、軽薄に見えるライブラップによる抗議も、従来の暴力的学生運動イメージを払拭する試みだということは知っている。

それでもあん集団には入りたくない。ほとんどの構成員発言は幼稚で無勉強イライラする。

当然SEALDsに見当違いの批判をしているネット右翼アフィブログは論外。何も知らないのに偉そうなことを主張できる人があれだけいるなら、立憲主義意味不明だと発言したり、法的安定性は関係ないと主張する政治家がいても不思議じゃない。

学生運動アレルギーもあると思う。毎日毎日入学初日から拡声器演説し、変わり映えのないクソダサいチラシと量産する左翼グループを嫌わない学生はいない。日頃の行いのせいで本当にヤバい時に役に立たないのは皮肉な話だ。

しかし何もしないとまず確実に安保法案は通る。(無理矢理成立させるために民法改正が先送りになったことについて、法学部生は怒っている。改正前のも改正後のもどちらも勉強しなければならないのだ。)

ちょっと法律勉強しているからってSEALDs馬鹿にし、安倍政権を叩き、ネット右翼嘲笑して学生運動に背を向けた僕と多くの法学部生は結局、口だけ達者で何もしない口だけ野郎だ。

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