2014-04-23

メンヘラ時代が来る!!!!!!

ロスジェネ1972年~82年生まれ)系のメンヘラ男は、尊大で批判的で始終イライラと当たり散らしてる系と、対人関係回避した結果として貧困孤独に苛まれている系がいる。合併例もある。しかしあくまで「男性的な性格」だ。

さとり世代1987年~97年生まれ)系のメンヘラ男は、女性化が著しいと感じる。特徴的なのは異性から見た性的価値自己客体化。ロスジェネ男は「男は金を稼ぎ、女は体を売る」という旧来的な価値観で途中まで育っていながら、不況により突然放り出されてロールモデル不在の絶望を味わった世代だが、さとり男は最初から「男も稼げるとは限らない」という環境で育っている。稼げる男が勝ち組に限られてしまった今の時代、並~並以下の男たちはどうやって自分という人間の"需要"を確保するか?という難題を突き付けられた。その結果としての「対同性コミュ力偏重文化」と、「女性から見てオレの性的価値ってどうよ?」という性的価値自己客体化だ。コミュ力重視と性的価値の客体化は元々女性的な特徴であり、同年代女性も似たような価値観を維持していることからさとり世代には「総女性化」が起きていると思われる。さとり男の見た目が「男の娘」になっているという話ではない。異性の求める姿に己を最適化し、自己主張の強い生き方を「ダサい」「イタい」とする潮流だ。大学生活板発祥の「まじめ系クズ」などの造語からも、「いわゆる女性的な依存心」を持つ若い男性の姿が透けて見える。

結果として若者の多いインターネットでは、典型的な女メンヘラのとるような行動を取ってしまさとり世代の男が散見される事態となっている。ツイートを見ているだけでは、病んで不安定になっている若い女にしか見えないが、書いているのは男。そういう傾向があらわれだしている。彼らは女性化することで、男性的攻撃性・回避志向を持つロスジェネよりも仲間を作りやすいが、根本にある依存心と不安が彼らを内側から苦しめ続ける。

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