2011-03-10

ゲーム規制の議論に思うこと。

都知事選出馬表明の松沢氏「首都圏で"暴力ゲーム"規制する共通ルールを」

http://news.nicovideo.jp/watch/nw39910

こういうネタが定期的に話題になるんだけど、

賛成派・反対派の両意見に対して思うのは、

ゲーム自分操作できるという点で

マンガアニメドラマとは根本的に異なるんじゃないの?ということ。

一緒なものとして認識してることに違和感を感じている。

ゲームにはよくバーチャルという表現が使われるけど、

バーチャルというのはバーチャルリアリティの事であって、

日本語にすると仮想現実ということ。

この仮想というのは物理用語の仮想のことであって空想妄想の類とは全く違う。

仮想現実技術が空想の世界観で利用されることが多いからか、

仮想ではあるがまぎれもなく現実であって空想ではないということが

どうも一般に浸透していないんじゃないかと思う。

具体的に例えてみる。

理想的な”仮想現実空間交通事故を起こしたとする。

すると事故を起こした本人は実際に事故を起こしたときと全く感覚を得ることができる。

(ここでの感覚というのは事故時の衝撃ではな精神的な不安であったり焦りのことだ。)

しかし仮想なので物的被害は発生しない。

例えてみると今さらな感じがしてしまうが、仮想現実とはこういうものだ。

話をゲームに戻してみる。

ゲーム自分操作できるという点で、仮想現実の要素を含みやすい。

もちろんゲームの内容によっては無視できるレベルだとは思うけど、

現代の現実志向ゲーム仮想現実の要素が大きいと思う。

極端な話、それはシミュレータとも言えるんじゃないの???

からゲームが与える影響はマンガアニメドラマが与える影響とは

別に考えなきゃいけないんじゃないの、と思う。

  • だから、ゲームが与える影響はマンガ,アニメ,ドラマが与える影響とは 別に考えなきゃいけないんじゃないの、と思う。 それはその通りなんだが、規制を推進する側がまず全然考...

  • 今のゲームってほとんど一方通行の紙芝居だけどな

  • ゲームは自分で操作できるという点で、仮想現実の要素を含みやすい。 とは言うけれども、ほとんどのまともな人は(大人も子どもも)、それが仮想現実であると分かった上でゲーム...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん