2011-02-05

それでも失敗は絶対に非難した方がいい理由

非難して許す失敗と、非難して許さない失敗がある

まず、前提として失敗は必ず非難されるべきなのです。「誰のミスか」が明瞭になり、責任の所在を明らかにする必要があります

責任と聞いて尻込みするような人は、社会人としてはふさわしくありません。とっとと後進に道を空け渡すべきです

失敗には二種類あります。許されるミスと、許されないミスです

たとえば、初めての経験によるミス、明らかに上司、営業の取引先との日程調整のミスによる、後発的なミスなどが、これにあたります

基本的にミスはすべてにおいて非難されなければなりませんが、根っこでないミスをいくら非難したからといって、改善するわけではありません。

従い、許されないミスは根源にあるものです。これが改善されなければ、何度やっても同じミスが出がちです

その根源にあるものを見極めるためにも、あらゆる仕事チャート化され、ビジュアライズされることが望ましいです

学習しないものは配置換えという処分も視野

好きな仕事ができる!あるいは得意な仕事ができる!と喜ぶ人もいるでしょうが、好きな仕事というわりに完成度が低い、得意だというわりにいつも同じ場所でミスをする。

こういうのは望ましいことではありません。

まして後者は得意だというのに成長していないのですから、そのことを指摘し、その後の数タスクのうちに改善しないのであれば、配置換えも必要でしょう。

好きな、というのは仕事とは無縁な価値です。嫌いな仕事だろうとやらなければいけないことぐらい、社会人なら理解しましょう。

失敗、損失の規模を理解する

社命に関わるミス、というのは他人を路頭に迷わし、それが理由で自殺をすれば、そのもとの失敗をした人は間接的な殺人したことと同義です

失敗とは定性的はなく、定量的なのです

そのあなたの失敗がどれだけの人を不幸にしてしまたか、どれだけ会社を不幸にしてしまたか、金額ベースで把握する必要があるでしょう。

もちろん、失敗を恐れて何もしない、尻込みするほうが問題としては悪質

たとえば、就活で何百という企業からお祈りされて、打ちひしがれて就活うつになったとしましょう(当然、就職目的学生です起業ノウハウゼロ。)

履歴書を送る、だいたい同じwebテストを受けるといった、ルーティンなもので成長なんてほとんど期待できませんが、それで手応えがないからと就活をやめるのは話になりません。

やらないなら、やって失敗した以上の損失があなたにふりかかります

そして、何百といった企業から不採用を受けるということは、あなたのこれまでの人生、あるいはそれのアウトプットとしての履歴書に、問題があると見るのが自然です

誰もが内定がないわけではないのです

ゆえに、ルーティーンで、手応えがないから、というのは単なるワガママであり、ひとつひとつの作業に問題点見出し、効率化させていくという作業を欠いてはいけません。

それをすれば、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるかのような、アホらしい作業も少なくなるでしょう。



最後になりました。繰り返しますが、すべての失敗は非難されて当然です。その中から、許されるミス、許されないミス、詳細に分析し、次回の戦略に役立てましょう。

http://d.hatena.ne.jp/sadadad54/20110204/1296767950

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失敗は絶対に非難しない方がいいと思う理由

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