2009-03-11

流れを読まずにVOCALOID談義に参戦してみる。

ボカロを使えば、タダのオリジナル曲よりも多くのリスナーを獲得できる。売名の道具はそれまでカバー曲しか無かったけど、ボカロという新たな道具が加わった。

ボカロを使っただけで名が売れると思ったら云々。そんなのカバー曲の時代から分かりきった話。

VOCALOIDが最初出た時は、面白い技術だなーと思った。思ったより流行らなくて残念だった(ここでの「流行る」は、DTMマガジンでそこそこ頁を割かれる程度の)。それよりたぶんちょっと前にバリフレーズってのがたしか老から出てたので、類似技術だろうかと思ってたら、どうやら全然ちがうらしかった。サンプラーシンセサイザーの境界が曖昧になったそんな時代。

VOCALOID2萌え路線で攻めると知った時は、面白い戦略だなーと思った。概ね良い事だと思った。DTMの復権へ。流行っぷりは想像以上だった。彼らはとっくに私より上手い。

でも、自分ボカロを使おうとした時、メロブとかでエロ同人が一棚並ぶような流行キャラ付け、それらは、使い辛いなーと思った。自分の曲をあの文化圏に入れたくない。

流行る前のボカロは、それ自体が仮歌である事を前提に、しかし余計な色がつく事無く、それ故、私が使う時にくびきは無かった。

あの無色透明な仮歌の時代はもう来ない。

  • >でも、自分がボカロを使おうとした時、メロブとかでエロ同人が一棚並ぶような流行、キャラ付け、それらは、使い辛いなーと思った。自分の曲をあの文化圏に入れたくない。 自分が...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん