はてなキーワード: ボンボンとは
俺はたまにこの増田でこの手のハナシをするんだが、本当みんなダメ。
もっともらしい対処法を書いてる奴(とそれを信じる奴)こそ本当詐欺師のいいカモ。
「詐欺に引っかからない無い方法は無い。」
基本はたったこれだけなのだが、巷には「騙されないための何々なライフハック(笑)」があふれている。
提案してるほうも自分だけがそういうアホな事考えてるだけならまだ救いようもあるが、
それを真に受けて「ふむふむなるほど」みたいな反応まで巻き込んじゃって、
お前詐欺師のカモを増やしてどうすんの。
書いてるほうも「ボクちゃんの考えた絶対騙されない方法だピョロリーン」て能天気に書いてるだけなんだろうけどさ、
お前がそれで引っかかるのはいいとして、それを見た人まで被害増やしてどうすんの。
少なくともこの世界では。
という状態。
お前ら本気で人を騙そうとする人間に関わったこと無いだろ。
「自分はこれさえ守っとけば安心」なんて一家言あるからこそ、
世の中に「電話口で名乗ったからオレオレ詐欺ではないな」とか、「怪しい話が持ちかけられたんだけど念のため親戚(や血縁)に相談してみよう」としてその相談先が詐欺師の片棒担いでて、あっというまに全財産が亡くなった人がどれだけ後を絶たないか。
いいか、詐欺師こそ「安心」を与えようとするからな。
自分の中で「こうであれば安心」と思ってる人間こそ、そのロジックをついてくるから、
「詐欺師に騙されない方法」なんて持ってるなら、今すぐそんなもん捨ててしまったほうがいい。
もし自分の安心のよりどころが欲しくて捨てられないんだとしても、少なくともそのノウハウは人には言うな。
お前一人がその安心を抱いたまま騙されて市ね。
ここでやっと本題なんだけど、
なんか警察のトップも関わってた悪徳な宗教が問題になってるか何かで、
TVでとりあげてたわけよ。
なんかコメンテーターが「でも騙されやすい人って居るでしょ」みたいな発言をしたわけだ。
俺は瞬間で血が沸騰したね。
詐欺とか宗教に騙されるのって、自分には関係の無い、遠い世界だと思ってるでしょ。
もっと泥臭いこといえば、あんなしょうもないものに引っかかる馬鹿が悪いって。
もし「騙されやすい人」っていうのが居るとすればそういう人たちだ。
傍から見てて、あんなしょうもないものに、
悪意のある人間に対して俺らは防ぎようが無い。
ごく普通の、ごく普通に頭のいい、ごくごく普通に常識的な警戒心を持ち合わせた、
どんだけ食いつぶそうと歴史上詐欺師が成り立たなかった時代が無いくらい、
いくらでも市場があるわけだ。
だって詐欺師が狙った先がカモなんだもの。
だから「引っかかるひとが特殊なんだ」なんて認識だけでもせめて捨ててもらいたい。
本当に絶対に詐欺に引っかからない理想は「両親兄弟も含めて血縁や親戚から先ず疑う、自分に近い人間から最初に疑う」
なんだろうけど(理想って言っちゃったけどこれでもまだ穴があるけどね)、
そうすると今度は普段の生活が立ち行かなくなるし、
だからこそ普段の生活をしてて、どんな聡明な人でも詐欺や宗教に引っかからない方法は無い、と強く認識してて欲しいわけ。
興味あれば、ぱっとみ矛盾してるけど是非こちらのエントリーも読んでもらいたいとは思います。
http://anond.hatelabo.jp/20071004142740
こっちは逆に被害者に見えてた人たちが実は加害者だったというオリエント急行も真っ青な事件だけど、
それだけ本当に詐欺だけは紋切り型では推し量れないのよ。
まあどこぞのボンボンだかは知らないが10や20やそこらの「上滑りのいい聞こえのいい言葉」で「詐欺の被害にあわない方法」みたいなライフハック(笑)提唱してるような、
簡単な話ではないわな。ってことだけでも伝われば。
それはあれかな、男には一応、
コロコロとかボンボン→ジャンプとかマガジン→ヤンジャンとかヤンマガとか→ビッグコミックとか?みたいな一般漫画誌のカバー領域が全年齢に渡ってあるけど、女の場合
りぼんちゃおなかよし→マーガレットとか少女コミックとか花ゆめとか、
とここまで来てその続きがないからじゃなかろうかとか思ったり。若いとき過ぎたら漫画は卒業、一部は残ってオタク化みたいな。
それともヤングユーとかコーラスがここに入るんかね。おじさん向の漫画雑誌ってあっても、おばさん向けってあんまないよね。仕事漫画みたいなのの需要が少ないからかな。
最近読み始めたんだけど
一般人の写真とかが東京やら大阪やら地域ごとに撮られてるのとかあるじゃん。
その写真にその一般人の着てる服の値段が書いてあるんだけどさ。
「アウター・○○で買ったもの、38000円」とか普通に書いてあるんよ
時にはまさかの5万越えだよ
そうでなくとも単なるシャツに6000円とかザラだし
アウターやブーツだと当然のように万越えですよ。
いやいやいやおかしいでしょっと。
だってそんな彼女らの職業欄は何かっつーと「フリーター」とか「大学生」とか多かったりするわけよ。そうじゃなくても「美容師」とかだったり。美容師つってもこんな若い内は見習いだからそうもらっとらんやろと。
まだ逆に「早稲田大学」とか(なぜか「大学生」ってだけの記述の人と具体名だした大学生の人といるんだよな…レベル高いところは大学名出してるのか…なんつーか…)書いてあると「あぁ、ボンボンか」みたいな納得もできるけどさ。皆が皆ボンボンなわけはないし。こりゃ一体どうなってるのか。そんな金ないっしょ絶対。フリーターとか学生が。そんなファッションにつぎ込む金はないっしょ。ていうか、そんなにつぎ込めるのは金持ちだけでさ、我ら貧乏人は分相応にユニクロとか活用すりゃええんちゃうのと。なんで勝ち組だけじゃなくて負け組の皆さんまでこんな金かけて服買ってるんだ?なんかおかしいよ。変だよ。イギリス見習おうよ。労働階級が貴族の真似事なんてしないでしょ。
ていうか物理的に買えるのか?つー問題が…なんで買えてるんだマジで。
更に不思議な事にはそんなに高い割りに結構たいしたことなさげなんだよね。
古着とかユニクロとか活用したら、そういう感じに仕上げられるだろと。ブランド買う意味ねーだろそのシンプルなタートルは、みたいな服を結構皆買っている。コートならまだわからんでもないけどさ。Tシャツとかも絶対万出す意味ないっしょそんなん。おかしくない?おかしくないか?私が異常なんか??皆よく買ってられるよなあ。
http://anond.hatelabo.jp/20071029133337
なんて言うか、既にやんわりとはたしなめられてるんだけど、ここで一発バシッと言っとく。その欺瞞に泣くときがきっと来る。
あのさー。木城ゆきとのときも思ったけどさー。
素晴らしい作品=素晴らしい人格を求めるのはバカすぎるよ。
作品と人格の一致て。
お前は禅僧かっつーの。
作品は作者に所属しない、ッてのはもう何年も前に結論の出た話なんだよ。現代テキスト論の要旨ぐらいわかってからはてな読みなね。
そもそも論をさらに繰り広げると、手塚治虫が人格破綻の無能経営者ってのは常識なんだよ。じぇいこんは無能経営者で、はてなの実質はれいこんが握っている、と見せかけてすべてを掌握しているのはしなもん、って常識と同じくらい。パヤオの大人げない追悼文読んだことないのか? 夜中に「チョコレートボンボン買ってこい!」とだだをこねて、アシがが6時間さまよった逸話も?
へぇ。向上心も情報収集能力もないんだね。手塚の人間性が、とかほざいて藤子F不二夫を「子どもっぽい」とか言うタイプだ。はぁん。お幸せに。きっとこれからも幸せなマンガ道だと思うよ。あ、老婆心ながらに忠告しとくと、情報収集能力も財力もないなら、水木御大には手を出さない方がいいよ。
まぁ狂ってるのを求めすぎるのもどうかと思う(ファ文とかなw)けど、規格外の作品を傑作とするなら、その製造器も既知外、って確率は高い気がするよ。
「地方分権」だとか、「一極集中はいかん」だとか色々言われてるけど、
そもそも集中させない、つまり地方に人を戻すことは可能なのか?
俺は中国地方から阪神間に転勤した。「何より学生の数が違う」と感じた。
そりゃそうだ、関西は京大阪大神戸大だけが国公立じゃない。私立の関関同立だっていい大学だ。
マンモス校の近畿大があり、ボンボンが行く大学も結構あると聞いた。
東京に至っては、東大を筆頭に早慶上智、マーチに学習院、あの狭い中に一流大学が目白押しだ。
他地域と決定的に違うのは「地方出身者が毎年大量に供給される」ということ。しかも仕送り付きで。
都会の大学を出てそのまま都会に就職、っていう流れが強いままじゃあ、政府や自治体がいくら頑張っても無理じゃね?
そこら辺を何とかできると思ってるのか・・・
http://anond.hatelabo.jp/20071005061957
「リンゴ事件」
秋の収穫を迎えるころになると毎年、青森県弘前市から大阪新聞社にリンゴが届けられる。このリンゴは大阪府内の福祉施設にクリスマスプレゼントとして贈られる「善意のリンゴ」である。
大阪新聞が贈り物の橋渡し役をしている。
善意のリンゴは、13年前の「リンゴ事件」がきっかけで始まった。
昭和59年4月23日、大阪・京阪天満橋駅前。青森からトラックで行商にきた人が、はるばる運んできた赤いりんご80箱をトラックの荷台に積んで売っていた。
桜の季節で、駅前は近くの桜の名所、造幣局の「通り抜け」に訪れた人たちでにぎわっていた。
事件はその人が、電話をかけるため目を離したわずかなすきに起こった。
リンゴの山に、「試食をしていただいて結構です」と垂れ幕がしてあった。それをみた人が、つい一つ、手にした。
「リンゴはただやで」ということになり、1個どころか何個も手にする人が出た。
「押さんといて」。群集心理に火がつきトラックの前には身動きもできない人だかりがした。興奮してかリンゴの山にのぼり、人がきを目がけてボンボンとリンゴを投げる背広姿の男の人もいたという。
千数百個のリンゴはアッという間になくなってしまった。
かえってきた青森の人は、ぼうぜんとした。最初は何が起こったかわからない。
被害総額40万円。
「いまさら警察に訴えてもしかたがない」と被害届も出さなかったが、マスコミに「大阪は本当に怖いところ」ということばを残して帰った。
大阪新聞は、事件の発生から3日後に「大阪の良識を取り戻そう」キャンペーンを展開した。これが当時の佐藤編集局長の発想である。
「いまからでも大阪の良識を取り戻しましょう。持ち帰ったリンゴの代金を支払うのも反省の証の一つです」と代金の支払いや寄付を紙面で呼びかけた。
「天満橋のサラリーマン」を名乗る人からは「事情が分からず、4個拝借しました。申しわけありません」と代金の倍額の2千円を届けてきた。「大阪のイメージダウンになるのはたまりません」と10万円をボンと寄付する団体も現れた。
青森出身の舞踏家・江口乙矢さんも3万円を寄託。寄金は31万2500円に達した。
現地の希望に沿い、交通遺児のために役立ててほしい、と編集局長が弘前市役所を訪れて、大阪市内の幼稚園児が描いた200枚のリンゴの絵とともに福士文知市長に託した。当の被害者からは、「大阪人の真心に触れることができました」と手紙が届いた。
阪、弘前の両市が市制100年を迎えた平成元年からは、府内の福祉施設へのリンゴの寄付がスタート。そして平成9年も10月23日、市内のホテルで金澤隆弘前市長から大阪新聞社に20ケースのリンゴが託された。
男は無言で窓の外を眺めていた。
差し込む夕陽が彼の顔に深い陰影を刻み、彼の疲労を浮き彫りにさせていた。
「何が悪かったのだろう……僕は精一杯やったつもりだ」
誰にともなしに男は呟いた。実際にこの部屋に居るのは彼一人で、誰も彼の言葉を聴くものは居ない。
男は疲労感と共に自分の胸を圧迫しているのが寂しさであることに唐突に気づいた。
血筋のおかげの地位だとかボンボンだとか陰口を叩かれていることも知っていた。
優柔不断だとか仲間内だけでやっているとか非難されたこともあった。
「けれど僕は……目指したんだ、理想を。大切な仲間達と作り上げたかった、美しい国を」
男は目を伏せて溜息をついた。長いまつげが目の下に濃い影を作った。
――窓の外には夕闇が忍び寄っていた。
はかなげに佇む男はそのまま闇に溶け込んでいきそうなくらい――疲弊しきっていた。
バンッ。
男を現実に引き戻したのは勢いよく開かれた扉の音だった。
「ここにいたのか」
「あ、Aソウさん……」
入ってきた男は気忙しく戸を閉めた。
「二人の時はTロウって呼べって言っただろう、Sンゾウ」
そう言って微笑む男にSンゾウは弱弱しく笑みを浮かべた。
「……お疲れ様、よく頑張ったよあなたは」
「そうでしょうか」
自分と目を合わせようとせず不自然な笑みを浮かべるSンゾウを見てTロウは真顔になった。
そして。
グイッ。
「守ってやれなくてすまない」
Sンゾウは突然抱きすくめられて目を見開いた。その目にみるみる涙が盛り上がる。
「……っ」
もう、止められない。堰き止めていた思いが涙となって迸る。
SンゾウはしゃくりあげながらTロウの背中に腕を回した。
――知る由もなかった、自分を優しく抱いている男が邪悪とも言える表情でほくそえんでいるのを。
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