http://d.hatena.ne.jp/favre21/20071004#1191457705
「誰でも、すぐに、簡単に、上手くいく方法」などあるわけない。
「自分が儲からないのは、システムが悪いんじゃなくて自分自身の努力が足りないんだ。もっと鍋や洗剤を売ったり子会員を増やさなくては!」
というように、泥沼の思考に溺れていきます。
悪徳な詐欺や宗教に対して、「ひとこと一家言(へんな言い方だな)」ある人ほど、それと反対のところを突かれると騙されやすくなるので注意しましょう。
(よくある「ワシはこの目で見たものしか信じん!」→「ワシは実際に教祖が病気を治すところを見たんじゃ、あれは本物だ」って奴ですね。)
それよりも、この記事で最も重要なことは
いい大人が、「100万円を預けると、それに対して毎年100万分の買い物券がついてきて、年36%の金利までついてくるという」そんなうまい話を信じる事の方が第3者としては不思議でなりません。皆さん、そう思いませんか?
この疑問が浮かび上がってきたことだと思います。
引用もとの作者さんは、この疑問を
この「何かにすがりたい。救世主がいるはず。」という考え方と、「誰でも、すぐに、簡単に、上手くいく方法が世の中にある」という考え方がある人がきっと騙されているんでしょうね。
と考えているようなのですが、実は違います。
「周りから見て騙されてると思った人が、実は騙されていなかった」
ところにあります。
この詐欺にのっかかってる人たちは、最初から、こんな小学生でもいつかは破綻すると気付く仕組みを信じているわけじゃなく、いつか沈み行くドロ船だと知りながら、儲かっている今だけおこぼれに預かろうと乗り込んでただけで、紹介のインセンティブなんかも含めると(それと円天の市場を一時的に拡大させようとして)、ドロ舟だと知りながら他人を紹介してきた、言うなればただの詐欺の片棒たちです。
その中でも、たまたま沈む次期に乗っかってきた(もしくはずっと乗ったままだった)詐欺の片棒たちが被害者と呼ばれているわけでして、この期に及んでも「(儲かる儲かると言われたのに)騙された」と詐欺師とその片棒担ぎたち同士で責任の擦り付け合いしているに過ぎないのです。
そりゃ、ごくごく一部には、この(誰がどう見ても詐欺だとわかる)仕組みをお題目どおりに本気で信じてた可哀想な方も少しは居るでしょうけど、事件の上澄みだけを持ってして教訓にすることは、非常に危険だと思います。
騙されないための予防方法は絶対にないと思ってください。
「これを確認すれば安心」という人の心理を逆手に取ってくるのが詐欺なのです。
> 「周りから見て騙されてると思った人が、実は騙されていなかった」 当時は売春婦・今は従軍慰安婦の被害者 当時は密航者・今は強制連行の被害者 甘い汁を吸えるうちに稼いでお...
その人たちは可哀想でなくてしたたかな人では。 可哀想ってのは 当時は強制連行・今は密航者のレッテルを張られた人
http://anond.hatelabo.jp/20071004142740 の元増田です。こんばんわ。おはようございます。 前に書いた日記の引用もとの記事が、よりわかりやすい文章に書き換わって、かわりに私の文章が微妙に...
俺はたまにこの増田でこの手のハナシをするんだが、本当みんなダメ。 もっともらしい対処法を書いてる奴(とそれを信じる奴)こそ本当詐欺師のいいカモ。 「詐欺に引っかからない...
こういう人の話を聞いてふーんと納得してしまったひとは少なくとも耐性がひくいとおもいます。