はてなキーワード: アスカとは
http://anond.hatelabo.jp/20080224002737
選択肢として自らを滅することを選んだAさんは、
本人が打ち明ける以前からなんとなく察しは付いていた。
その原因は……本人申告談だが、父親にあったという
あの子の「私の苦しみを分かって」というとりとめのなかった話を
僕なりにまとめてみると、
ということになる。
なんだか児童心理だか小児精神病だかしつけのABCという本だかに出てきそうなエピソードばかりだ。
あまりにもありすぎな話なんだが、考えてみると、人生、二十年も三十年も生きていると、
この手の話の一つや二つは見聞きしたことがあるはず。
両親への恨みは深かった。
自分がこのようになったのは彼と彼女のせいだというのだ。
彼女の死の一因が彼らにあったのは否定できないが、それだけではないはず。
でも、そう思わないとやっていけなかったのだろう
高校時代の知人からは「性的暴力を受けていないならまだマシじゃないの」と慰められたらしいが、
そうではない。自分は深く傷ついてきた。あんなにイイ娘でいたのに……と繰り返した。
宴会の席上でもそうしたことを平気で吐く。その聞き役はいつも僕だった。
僕との肉体関係を何度も求めてきた。
でも、子どもは欲しくない。子どもは見たくない。声も聞きたくない。
子どもなんか分からない。分かりたくもない。
子どもを手にかける親の気持ちが分かる。
その言葉に呆然としている僕の顔を見ると、
「でも、●▲さんの子どもなら産めるよ」と呟いた。
そうやって親の顔色を盗むことばかり考えてきたのだろう。
彼女は大人びた発言や態度をみせる一方で、
その発想や考え方は幼稚園生のままで止まっていた。
それを要約するなら、ただ一つ
「私だけをただ見つめて」ということだった。
http://anond.hatelabo.jp/20080223205842
初めてホロッときた。
>Bさんの器のでかさに今後も期待したい
そうだな。オレもそう思う。
なかなかできることではない。
>ただAさんのことを忘れるな
生前のAさんは、
なにかに依存するため、"いい子"である自分を汚すため、
それを僕は拒み続けた。
やれば共倒れになるのが分かっていたから。
「庵野、あまりにもあざとすぎるよ」と思ったものだが、
まさか自分がそうなるとは思わなかった。
僕を救ってくれる神が存在しないことを呪った。
Aさんを忘れようとして、もがき続けた。
それから長い葛藤があって、
僕もなんとかAさんの冥福を祈ることが出来るようになった。
初めて彼女のお墓の前で手を合わすことが出来たとき、
その側で寄り添ってくれたのはBさんだった。
あの子が死んで二年目の春を迎える。
花粉が飛散していたある日、
「結婚して」と言われてしまった。
使い果たしてしまった。
オレん家で主婦として働くことしかできないという。
「小学生好きなんでしょう。私はAカップ」。
非常に後悔した。
その発言が意味することの全てが分かって、
とにかくクールに対応しようと務め、相談相手になって、
なにか可能性を一緒に見つけようとして、
でも、オレが所用で町を離れていた日、
自らを消滅させる手段を選んでしまった。
最後に携帯で話したのは「桜が見たい」だった。
その会話をしたとき、
僕は別な町の公園で満開の桜の下にいた。
それから1年、血反吐を吐くような思いをして過ごした。
飲めない酒を飲んだ。睡眠薬もがぶ飲みした。
女が怖い。
あの娘の数少ない女性の知人に
抱きついて泣きじゃくったこともあった。
あらゆる気力を失った。
昨春は桜を見ると不安に駆られた。
たぶん依存されながら、
昨年夏から落ち着いたと思ったけど、
二度目の春がまたやってきた。
僕はもう一度、桜を見上げることが出来るのだろうか。
10年ぶりにエヴァンゲリオンを見た。なんてことだ。ミサトに感情移入することが多かった。特に、シンジ君との食卓の場面なんて、痛々しくておもわず左手で顔を覆ってしまった。
これが10年という時間か。もう28歳だもんな。10年前はシンジ君に感情移入して、一緒に世界に対して混乱していたけど、今はそんなことない。ゲンドウひどい!鬼!シンジ君は悪くないよ!大人がしっかりフォローしろよ!と思ってみていた。途中、なぜか何度も涙が滲んできた。シンジ君を抱きしめてあげたい。俺は男だけどそう思った。
ヤシマ作戦の戦いは、以前のTV版よりもシンジ君がヒーローとして成長しそうな熱いものに仕上がっていて、希望を与えてくれる。ほとんどの登場人物が精神を病んでいるとしか思えないディスコミュニケーションな物語の10年越しのリメイクで、今後、俺はどのような感動をしていくのだろうか。ミサトさん、シンジくん、アスカ、レイ、その他のみんなは、物語が終わる頃には少しでも幸せになれているのだろうか。そんな結末は10年前にたぶんみんなが望みながら、そんなのはエヴァらしくないとも分かっていて、そのようなアンビバレントな感情は今、俺の中ではそれでも幸せな結末を望む方向に大きく振れている。
エヴァはそれ以前から何かで放映されていたんだろうけれど、
今でもそこら辺はよく知らない。
そんな俺がエヴァにはまる4日間。
当時、進学校に通う俺は、
今まで好きだったサッカーをやめ、
徐々に受験勉強を始めつつも
のんびりとした高校生活を送っていた。
もちろん、彼女なんていないぞ。
当然、夏休みは特に予定がない。
せいぜい塾に行くか、プレステをやるくらいだろう。
それでも暇が苦痛じゃなかったのは、高校生だからだろうか?
そんな生活を送る中、あの4日間は衝撃的だった。
いったいなぜ?
今でもそれはよくわからない。
不気味な使徒がどこからともなくやってくる。
そして、頼りないポンコツロボにハラハラさせられる。
「使徒ってなんだろう?どこから来るんだろう?」
謎めいた設定がいっぱいあって、好奇心をくすぐるSFワールド。
かっこいい大人のリツコさんが活躍する。
活躍の場が与えられた彼らをうらやましく思ったし、
それと同時にせつなさを感じた。
まあ、正直なところアスカに軽くほれた。軽くだぞ!!
アスカが使徒にやられて、そのままストーリーが完結してしまうことだ。
もう一回アスカが見たい、そんな期待を裏切られた。
そもそも、あのアニメ全体が、希望を裏切るストーリーになっている。
主人公はシンクロ率がどんどんあがっていく才能を持った人材だ。
正義のヒーローがロボットに乗った瞬間、カスのように弱くなる。
ストーリー全体がどうやって終ったかはよく覚えてないし、
劇場版も見てない。
人類補完計画が実行されたのかよく知らないけど、
結局、地球は守れたのか?
みんな幸せになれたのか?
謎めいた設定も結局のところ謎で終ってしまった。
それについて友人といろいろ語り合ったものだし、
その情報を求めて、わざわざゲルゲットショッキングセンターをラジオで聞いてみたりもした。
そういった表に出て来ない設定に深みがあるところだとは思う。
それ以上に、ハッピーエンドで終らせてくれないところに、
俺はもう27歳のいい大人だ。
あの静かでのんびりとした生活を送っていた17歳の平和さを
もう一度感じたいと切に思う。
エヴァの中の主人公たちは平和の中で、刺激的な非日常を送っていた。
アニメなんだから、非日常なんて当たり前だとは思う。
だけど、僕が憧れているのは、エヴァの中の日常なのかもしれない。
その日常は現実の世界にも転がっている気がする・・・
現実は期待を裏切るものかもしれないけれど。
機会があったら見るかもしれないけれど、そこまで見たいとは思わない。
おおむね同意かな。自分の彼女は腐女子じゃなくてオタク女子だけど。
出会ったのは同人即売会。僕はサークル、彼女は一般。自分自身のメインジャンルではないけど、サークルでやってる人間が多いジャンルを求めてやってきたのが彼女でした。後はイベント後にメールもらったり、オタ店巡りデートしたり、口説いたり。
ジャンルはいろいろ違うし、被っていても好みのキャラは違うけど、そこはどんなオタク相手でも同じこと。アスカと綾波のフィギュアセットを1つ買って分け合ったり。便利とも言える。
出会いがないなら出会いを求めれば良いんじゃないかと思う。僕みたいに即売会でも良いし、WEBや文通(いまどきないか)でも良いだろうし。「自分のジャンルには異性などいない」ってのはあるかもしれない。ならば隣接ジャンルに手を出してみてはいかが。即売会なら隣の列まで巡回してみるとか。恋人ができる確率はそれでも低いかもしれないけれど、少なくともオタクとしての広がりは確実に広がりますよ。
http://anond.hatelabo.jp/20070624053306 を書いたものです。みんな何でそんなにノーマルにこだわるの。びっくり。
http://anond.hatelabo.jp/20070624113951
残念ながら、マイノリティです。(しかしええ話や・・・喪女の希望やで)
何の議論でもそうですが、この話にも至る所に例外はあって、一応「最大公約数の話」だと考えて頂ければありがたい。
最大公約数の考えとして、人に優しくしたり化粧してたら好かれる確率はすっぴんの時より上がる、そして大概それは当たっている、という話です。所詮確率論なので、勿論そうしなくても結婚される方も少ないですがいます。
特に初対面でまだお互いがわからない時とか。女子は大概みな化粧してるので、顔面偏差値がそうしないと平均まで行かないのです。あと、出会った当初は奥さんちゃんと化粧してて優しかったてのは無しな。私が泣く。
http://d.hatena.ne.jp/torly/20070624#1182650462
そこに食いついきましたか!独り言って言ったのによー・・
ノマカプ論議みたいなとこに出くわした事がないので、私の解釈が一般論かどうか、という自信がないまま続けます。
私の話はあくまでどのノマカプ(の女キャラが)が好きかという話であって、どの女キャラがピンで好きかという話ではないので、ここで持ってくるのは違う気がします。途中で言われてるように。
最初に言ったように男オタの萌は何だかんだでエロ直結、女オタの萌は関係性にあるというのが散々言われてきた解釈。
彼女達が女の子をピンで愛でる時はある意味男性の萌に近いかもしれない。が、カプとして愛でる時には関係性を大事にする。
だから、ちょっと立ち位置が違うんですよね。ピンで好きになる女キャラの傾向がカプとして好きになる女キャラのそれより守備範囲広い気がする。だからか、長門は勿論、綾波なんかオタ女には昔から無難に受けがいいですよ。みくるは何か男向け撒餌っていっても違う気がします。いやらしさがない。アスカはるひもね。エアリスは微妙ですが(個人的に長門、綾波とは違う立ち位置)。最近はフィギュアとか買ってる子もいるし。
勿論、そのオタ女達がコミケの中に放りこまれた時、果たして大多数が最初に長門陵辱本とか買いに男性サークル行くかと言ったらそれは別問題ですが。
あと、私は書いてませんでしたが、同人で女に人気のあるノーマルカプ、というのは、ほぼ「同人でやおいをおしのけてる、あるいは並ぶ程にはメジャーなノマカプ」という意味だと思って頂きたい。ネウヤコとか。
http://anond.hatelabo.jp/20070624125556
天然受けってノマでも多いんですか?どっちかと言うと同人ではなく少女漫画に多い気がします。鈍感っつーのはどこでもよく見ますが。
公約数に関しては"この感覚は、可逆性であるし、必ずしも一般人・腐女子一方の感覚だけの人ばっかりじゃない"と書いた通り、女は根源的な所では同じなんですよね。ただそれをどう発露されているかという。ここらへんは男とそんな変わりないと思う。
読んでわかるように基本やおい、時々ノーマルという嗜好なので、ノーマルに対する知識が少ないです。ノマ派は今すぐ立ち上がるべきだ!(てきとう)
5年勤めた会社を辞めると宣言した。上司や同僚はきっとびっくりしているだろう。でも、自分にとっては、辞めることは必然で、辞めなければいけないな、と思うまで追い込まれてしまった。
ある日、何の気なしに、奥の棚に眠ってたエヴァンゲリオンを見た。見てて涙が止まらなくなってきた。アスカに完全に感情移入してしまった。テレビのOAで見た15歳の時も、ビデオを買った20歳の時も、全くそんなこと思わなかったのに。今。
これって、俺じゃん。俺以外の何者でもない。
もちろん、会社が悪くて、もっといい場所でいい仕事をすればいいさ、と前向きに考えることも出来るだろう。でも、やはりそれは逃げであり、最初の舞台で大成できなかった自分がいるだけだ。それは覆しようが無いと思う。
アスカは、最後「こんちくしょう、ころしてやる・・・」と執念を見せながら、舞台から姿を消した。作品の中では、それで終わり。
エヴァンゲリオンのテーマって、母性以外に何があるの、と、今でも思う。「エヴァが大好き!」といっている人たちは、そのことについてどう考えているのか、一度聞いてみたい。
私はアスカしか好きじゃない。「母になる」ことを自ら拒絶した、唯一の存在だったからだ。
レイもミサトもリツコも、ほとんどの女性キャラは、男性キャラクタ達から「母なるもの」として存在を要求される。母であること(女性であること)を拒否したアスカは、廃人にされ、母になりえない(レズビアンの)マヤは、補完されずに抹消された。あの世界では、母ではない女性は、存在する意義さえないのだ。
シンジのマザコン振りには吐き気がする。14歳だから、ってレベルじゃねーぞ! また、ゲンドウの母なるものへの憧れは、呆れるほどだ。なんだこのいい大人のくせに臆面もなく「ママ、ママ」っていって、「母のための世界」を作り出そうとしているオッサンは。
あんな気持ちの悪いアニメは、一生に一度だけで、もうたくさん!!