2007-03-29

ああそうなんだ、あのときのアスカの気持ちは、会社を辞める俺の気持ちと同じだ

5年勤めた会社を辞めると宣言した。上司や同僚はきっとびっくりしているだろう。でも、自分にとっては、辞めることは必然で、辞めなければいけないな、と思うまで追い込まれてしまった。


ある日、何の気なしに、奥の棚に眠ってたエヴァンゲリオンを見た。見てて涙が止まらなくなってきた。アスカに完全に感情移入してしまった。テレビOAで見た15歳の時も、ビデオを買った20歳の時も、全くそんなこと思わなかったのに。今。


これって、俺じゃん。俺以外の何者でもない。

  • プライドを持って仕事始めたのに、
  • なんだか理不尽なことが一杯で、変なバカと思ってた奴にばかり良い仕事が回り、
  • いくらがんばっても上手く結果を出せず、
  • だんだん、だんだん、仕事がつまらなくなり、役に立っているとは感じられなくなり、
  • 会社を、辞める。

もちろん、会社が悪くて、もっといい場所でいい仕事をすればいいさ、と前向きに考えることも出来るだろう。でも、やはりそれは逃げであり、最初の舞台で大成できなかった自分がいるだけだ。それは覆しようが無いと思う。

アスカは、最後「こんちくしょう、ころしてやる・・・」と執念を見せながら、舞台から姿を消した。作品の中では、それで終わり。

しかし、俺の人生は、仕事はまだまだ続く。俺は、別の会社に行く。そこで、執念を見せることができるだろうか。

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