はてなキーワード: 游ゴシック体とは
勝手に更に補足。
書体には同じデザイン「ファミリ」という概念(この場合の「游ゴシック体」)があって、同じファミリの中で太さ違いや斜体などのバリエーションがある。
で、コンピュータフォントもそういう設計にしているのだけど、Windowsの多くのソフトは同じファミリの中から「標準」「太字」「斜体」「太字斜体」の4つしか選べない(大昔から引きずっている仕様)。
よって、それ以上のバリエーションを作りたい場合は、ファミリ名自体を「游ゴシック体 Light」「游ゴシック体 Regular」「游ゴシック体 Medium」みたいにして使えるようにするしかない。
のだけど、それだと不便(本来使えるはずの太字ボタンとかの意味が無くなる)なので、一番普通な標準と太字のペアであるRegularとBold(同語反復的だけど)を特別に「「游ゴシック体」というファミリにして、そこだけは太字ボタンで切り替えられるようにしてある。
游ゴシックRegularが普段使いには細いというのは同感だけれど、印刷の本文を組む前提の太さ表記(本来游ゴシックは印刷向け)なので仕方ないかなと思う。
(でもパワポでいつもMediumとBoldの組を使ってるのでほんとめんどい……)
なお、同じフォントファミリでも、多ウェイトが扱えるソフト(Adobe製品とか)では全ての太さが一つのファミリとして見えたりする(小塚フォントとか。游ゴシックもたぶんそうだけど確かめていない)。