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2013-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20130925160701

そうだよなあと思って青空文庫から用例をいくつか引いてみた。

芥川龍之介「本の事」(大正10年)

英吉利古代演劇史を知るものには、これも噴飯に堪へないかも知れない。


芥川龍之介「梅花に対する感情」(大正13年)

予は常に確信す、大正の流俗、芸術を知らず、無邪気なる彼等の常談を大真面目に随喜し渇仰するの時、まづ噴飯に堪へざるものは彼等両人に外ならざるを。


坂口安吾意識時間との関係」(昭和2年)

そのためには噴飯の資になることも快く甘じて受けたく思ひます


坂口安吾ピエロ伝道者」(昭和6年)

竹竿を振り廻す男よ、君の噴飯すべき行動の中に、泪や感慨の裏打ちを暗示してはならない。


北大路魯山人料理の秘訣」(昭和8年)

みな出鱈目だ。昆布だしの取り方はもちろん、煮だしの取り方を知らない。だから、用いる分量なども当てずっ法だ。これで料理経済を語るなどは噴飯ものである


太宰治「駈込み訴え」(昭和15年)

馬鹿なことです。噴飯ものだ。口真似するのさえ、いまわしい。たいへんな事を言う奴だ。あの人は、狂ったのです


岸田國士「老病について」(昭和27年)

が、こんな空想は、空想だけに終るのだつたら、別に事新しいものではなく、ある種の宗教はそれぞれの病気をなにかしら道徳の欠如にもとづくといふ、噴飯に値するコヂつけで俗耳を迷はせてゐる。


どれも「(笑ってしまうくらいに)愚かだ、滑稽だ、馬鹿馬鹿しい」みたいなニュアンスで、純粋に「おもしろい」「おかしい」という感じではない。

これが「噴飯す(ふきだす)」になるとまた変わるけど。

 
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