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2016-02-01

デリヘル問題のアレ

現代アート展示会場にデリヘル嬢を呼ぶ」というクソみたいなことをやろうとしていた界隈が本当にクソだった

http://kyoumoe.hatenablog.com/entry/20160131/1454226318

アートの公演にデリヘル嬢呼ぶな!

http://togetter.com/li/932391

これはアートじゃないボケコメントばかり目についたので雑感。

怒りのまとめを目にした時、ああ、ハプニングなんだねと思った。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0

1950年代から1970年代前半を中心に(略)

ギャラリー市街地で行われる非再現的で一回性の強いパフォーマンスアート

作品展示などを総称するのに用いられる美術用語

ハプニング創始者と言われているアラン・カプローによると

「きまった時間空間の中で演じられる点では演劇に関連をもった芸術形式」。



日本でも関西の具体美術を中心にハプニング制作・実行されており、

東京でも1960年に、アンドロイドCMで現役ばりばりにボクシングペイントをしていた

篠原有司男が「ネオダダイズム・オルガナイザーズ」が結成されている。

この界隈というか中心にいたのが、一昨年なくなった老人力の「赤瀬川原平」。

その赤瀬川原平が結成していたのが、ハイレッド・センター

ハイレッド・センターというか、赤瀬川原平は、1,000円札の模写で

1965年通貨証券模造取締法違反に問われ、起訴されることになる。

というわけで、いたって古典的ハプニングがいまだに行われていることに驚いたけど、

それはさておき、犯罪アートは同時に成立足りえるので、

そこのところは分かっていた方がいいんじゃないかな。

ではどこからアートで、どこからアートじゃないのか?

結論を言うと、市芸で実行されたらそれはアートになってしまうんだね。

それはなぜかというとまたの機会に。

 
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