結論として、自殺に至る経緯への理解が全く異なる解釈のできる報告書が2部出来上がってるとしか言えない
公表版は当該児童の障害特性がことごとく(母親の意向を受けて)黒塗にされていて、児童の苦しみ、悩み、絶望がとても薄まっていて、いじめの事象のみが原因であるかのように読めてしまう
遺族への心情配慮が必要とはいえ、ここまで読み手側の認識が異なる黒塗はいかがなものかと思う
第三者委員会と教育委員会は全内容を把握しているものの、部外者は公表版しか知らない訳で
公表版による認識のギャップは埋め難く、そのあたりの現場からの不満が、度々の流出要因とは思う
また、いじめ加害者とされる複数の生徒や教員への誹謗中傷は公表版が要因の1つではないだろうか
いじめを矮小化するつもりはないが、流出版を読めば、いじめは自殺要因の1つではあるが、直接の引き金ではないという、第三者委員会の結論は納得できるものであるわけで
障害特性への無理解、支援体制の貧弱さが地方都市故なのか、偶然なのかは分からないけれど、これはとても悲しい、だけどたまに聞く話しでした