2024-05-08

コロナ後の都内通勤電車に現れた「蓋」の存在について

都内通勤時間帯の電車も再び混み合うようになってきた。

しかコロナ前と後で変化がある。

車両中ほどが空いているにもかかわらず、手前で立ち止まる乗客存在だ。

彼らは自らが車両中ほどに行くことを頑なに拒むばかりか、他の乗客が中ほどに進むことを阻む。

私は彼らを「蓋」と呼んでいる。


「蓋」にはいくつかの共通点がある。

年齢層は20代男性であること。

体型は痩せマッチョで、スーツを着ている。

黒の完全ワイヤレスイヤホンを装着しており、ノイズキャンセリング機能のためか他人の声に決して反応しない。

不思議なことに、「蓋」は近くの駅で降りるわけではない。

長い距離を乗り続け、その間、周囲の乗客たちの動きを制限しているのだ。


私は違和感を覚えた。

これは単なるマナーの悪さではない。

何か意図があるのか?

次第に疑念が募っていく。

「蓋」は本当に単なる通勤者なのか。

それとも都内公共交通機関に何らかの影響を与えたい組織の一員。

あるいは都民生活不快ものにする意志を持つ秘密結社なのではないか


その謎を解明すべく私は京浜東北線の奥地へと向かった――。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん