2024-04-06

anond:20240406162503

山岸凉子の「天人唐草」の主人公も同じような不満を持っていた

父に厳しく躾けられ、「酒を飲む女はみっともない、新人歓迎会でもお前は酒を断りなさい」と言われその通りにして

酒のむわタバコ吸うわの同僚女を「女の人なのにあんなに飲むなんて・・・」とドン引きし、

イケメン社員も「お前飲み過ぎ、◯◯さんを見習いなよ」などと言うのだが

そのイケメンは酒女と結婚してしま

はじめて読んだ時は主人公シンクロしてビッチ臭い方を選ぶとかおい~と思ったものだが

大人になってから読むと、飲み会ガンガン飲んで盛り上げる女の方がそりゃ面白いし、

当たり前の注意されただけでビクビク傷ついて半泣きになる主人公職場にいたらめんどくさいし

「君の出すお茶いつもぬるすぎw」と言われただけで「でも煎茶は70度で煎れなきゃって…」と半泣きになる主人公

「気にすんなってw文句言うならおっさん自分で煎れればいいのよwお茶くみなんかあたしいつも適当よw」

と言う酒女は優しいいい奴だったのだと気づく

あとイケメンは、確かにイケメンだし仕事もできるようだが、「俺は大卒だぞ」「俺は男らしいぞ」みたいなマウントを随所でやってて性格に若干難ありだ(当時は大卒稀少時代

万が一主人公イケメンGETできたところで、びくびくおどおどしてイケメンの難を増大させモラハラ夫に育て上げてしまうだろう

酒女は主人公のびくびくも、イケメンマウントも上手いことくるんで場を和やかにする働きを見せているので、彼女ならイケメンの舵を取れそうだ

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