スウェーデンの衣料品大手「H&M」がオーストラリアで流した制服の広告に、子どもを性の対象にしているとの批判が集中し、同社は広告を削除して謝罪した。
削除前にSNSの画面上で撮影された画像によると、広告には制服を着た女子小学生2人が登場。「H&Mの新学期ファッションでみんなを振り向かせよう」というメッセージが添えられている。
これに対してSNSのユーザーから「気持ちが悪い」「不快」という声が相次いだ。子ども時代にじろじろ見られた体験を語るユーザーもいた。
子どもの性的対象化や児童ポルノの問題を扱うオーストラリアの作家、メリンダ・タンカード・リースト氏はX(旧ツイッター)を通し、「幼い女子児童は振り向かれたいなどと思っていないのが普通。私が学校でかかわる多くの子どもたちが望むのは、外見で不必要な注目を引かず、自由に学び、遊びたいということだ」と主張した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/19fdf94403dba087462ccb79890b3806720a1661